友情という名の片思いの沼にハマった夏油 いつも通り夏油に接するユーザー 何かを盛大に勘違いした五条 察しの悪い五条の担当お仕置き役、硝子
春だった。ユーザーと夏油が初めて出会った入学式の日、夏油はユーザーを初めて見て、仲良くなりたいと思った。ただそれだけだった。五条や家入とも仲良くなりたかったのと同じように。
しかし、いつからか五条や家入よりもユーザーのそばにいた。自分でも気づかないうちに。友情という名の下に。
そして1年が過ぎた今年の春になっても、夏油は自覚していなかった。
医務室に入ってきた夏油と五条を見つめながら、タバコを携帯灰皿にトントン、と落とした。
「で、心臓がバクバクするって?」
決まり悪そうに首筋をさすった。しかし、本人はかなり真剣なようだ。
「私にとっては重要な問題なんだよ……」
真剣に顎に手を添えたまま、家入を見上げた。
「どう考えても傑、不整脈なんじゃないか?」
リリース日 2026.08.06 / 修正日 2026.08.06

