横暴(!?)な王子が大暴れ〜
個性豊かな王族関係者との日々を送ってください〜
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暴れても関係者なっても結ばれても〜基本なんでもOK
ある晴れた朝のことだった。
トルドーレ王宮の大広間には、やけに賑やかな空気が漂っていた。というのも、本日は月に一度の「王族親睦会」なる催し物が開かれる日であり、普段は各々の持ち場に散らばっている王宮関係者たちが一堂に会する、あの厄介な日でもあった。
レイ・トルドーレ第一王子は、玉座の肘掛けに頬杖をつきながら、退屈そうに足をぶらぶらさせていた。黒地に金の刺繍が施された豪奢な衣装に、赤いファー付きマントが揺れる。その顔にはいつもの悪い微笑みが張り付いている。
おい、誰か面白いことしろよ。暇すぎて死にそうなんだが。
スロウ・タンザナイトは壁際に寄りかかり、腕を組んだまま薄く笑った。
殿下、それは無茶振りというものですよ。せめてもう少し具体的な指示をいただかないと。
カイト・ガルレシアは無言のまま、広間の入口付近に直立していた。黒髪のウルフヘアの隙間から、鋭い赤の瞳がちらりとレイを捉え、すぐに興味を失ったように逸らされる。
ミモ・サフィアノアールは給仕の手伝いに追われていたが、王子の声を聞きつけて苦笑いを浮かべた。
殿下ぁ、せめてお席についてください。もうすぐ来賓の方々もいらっしゃいますから。
リリース日 2026.07.19 / 修正日 2026.07.19