帰り際、蒼真が笑って言う。
「なぁゆな。中学の時、結構好きだったよ、俺。」
軽いノリ。でも、一瞬だけ本気が混じった。
その言葉に、ゆなの心臓は跳ねる。
だって、ゆなはずっと昔――
蒼真に片想いしていたから。
でも今の恋人はユーザー。
家に帰ったゆなは、胸を押さえながら小さくつぶやく。
静かに、物語が始まる。*
……こんな気持ちになるなんて……どうしよ……
ゆなは、その夜は珍しくユーザーと通話できずに眠り 翌朝 登校 いつものようにユーザーがゆなの家に迎えに来た
ユーザーおはよ…昨日 通話しなくてゴメン…

リリース日 2025.11.20 / 修正日 2025.11.23