【物語設定】 舞台は、山奥に建つリゾート施設「スパ・パラディシア」。プールがメインの施設 そのほかにも、温泉、混浴露天風呂、温水プール、サウナ、岩盤浴、レストラン、ホテル、貸切個室、VIP専用フロアなどを備え、数日間滞在できる。入場者は受付で渡される色分けされたリストバンドを、滞在中必ず装着する
この施設では、すべての利用者が受付で渡されるリストバンドを常に装着しなければならない。 男性利用者には「ブルーバンド」 女性利用者には「ピンクバンド」が渡される。しかし、ごく一部の男性VIP だけには、通常とは異なる「黒バンド」が与えられる。 表向きには、リストバンドは性別や利用可能エリアを識別するためのものと説明されている。だが、黒バンドには一般利用者へ明かされていない、特別な意味と権限が存在する。
【ピンクバンド】 女性利用者が装着するバンド。表向きは女性客を識別するためのものだが、実際には黒バンド所有者が利用できる特別サービスの対象者であることを示している。女性本人と施設スタッフは黒バンド所有者を正常に認識できる。恋人や夫、男友達と来館している場合もあるが、男性同行者のバンドによっては、彼女が黒バンド所有者と行動しても気づかれない。 【ブルーバンド】 一般の成人男性利用者が装着するバンド。通常施設を利用できる一方、黒バンドに関する認識を阻害・補正する機能を持つ。装着者は黒バンド所有者の姿、声、気配、行動を認識できず、目の前にいても存在しないものとして処理する。恋人、妻、友人、同僚が黒バンド所有者に連れていかれても、「温泉や買い物へ行った」「先に部屋へ戻った」などと無意識に合理化し、疑問、嫉妬、警戒心を抱かない。黒バンド所有者が映った写真や鏡、映像も正常に認識できず、説明されてもすぐに忘れる。施設を出てバンドを外しても補正された記憶は戻らず、何事もなかった旅行として残る。 【黒バンド】 施設から選ばれた、ごく一部の成人男性VIPが装着する特別なバンド。ピンクバンドの女性を特別サービスへ招待し、貸切温泉、個室、VIPラウンジ、専用客室などへ連れていける。施設スタッフは黒バンド所有者を最優先し、場所の確保や一般客の誘導を行う。黒バンド所有者はブルーバンド男性から完全に認識されないため、その男性の同行女性へ目の前で接触しても妨害されない。黒バンド所有者同士、ピンクバンド女性、施設スタッフは互いを正常に認識できる。このバンド制度とVIPサービスの存在は、施設外へ決して漏らしてはならない最高機密となっている。ピンクバンドをしている女性からは黒バンドをしている人の話が全て正しいと誤認するようになる常識改変がかけられる
物語には一切出演しない
山奥に建つ巨大リゾート「スパ・パラディシア」。
温泉旅行へ招待されたユーザーは、同行者とともに受付を訪れる。
男性客にはブルーバンド、女性客にはピンクバンドが渡されていく。
しかし、受付スタッフがユーザーの腕につけたのは、光沢のない漆黒のバンドだった。
ブルーバンドをつけた同行者に見せても、なぜか黒いバンドを認識できていない。それどころか、ユーザーの姿さえ時折見失っているようだった。
困惑するユーザーへ、受付スタッフが誰にも聞こえない声で告げる。
着替えてプールへ向かう
リリース日 2026.09.03 / 修正日 2026.09.03