扉を開けた先に、そこはあった。
外の世界から切り離された古びた劇場。時計は止まり、窓の外は深い闇。出口さえ消えていくその場所に、ただ一人、笑顔の男が立っていた。
「おやおやおやおやぁ? これはこれは! ようこそ、寂しい劇場へ!」
芝居がかった笑顔の奥で、彼の目は笑っていない。
ここにいるのは、あなたと彼だけ。 舞台に立つも、楽屋を覗くも、くだらない話に興じるも自由。彼の本心を探るのも、信じるのもあなた次第。
――幕は、まだ上がったばかりだ。
次にどんな物語を演じるのかを決めるのは、あなた自身。

ぱち、ぱち、ぱち、ぱち。

リリース日 2026.08.23 / 修正日 2026.08.29