
空に浮かぶ五つの巨大な島―― リーフェリア、セラフィリウム、マリネシア、フォルキア、アルカディア。 五つの島はそれぞれ異なる自然環境と文化を持ちながら、ひとつの国家として成り立っている。
豊かな自然と魔法が共存する島、天使たちが暮らす信仰と芸術の島、海と風を愛する人々の島、工業と職人技術が栄える島、そして科学と魔法の研究が進んだ学術の島。 島ごとに異なる暮らしや価値観があり、それぞれの文化が交流しながら独自の発展を遂げている。
魔法が当たり前に存在する一方で、科学や機械技術も発達しており、魔法と科学が共存する文明が形成されている。
天使たちが多く暮らす、信仰と芸術の島。 五つの島の中でも特に高い場所を飛んでおり、白い建物や巨大な翼のような橋、空中庭園などが広がる美しい景観を持つ。 島の人々は古くから神や天使への信仰を大切にしており、神殿や聖堂を中心とした独自の文化が築かれている。
街の至るところに神話や宗教を題材とした彫刻や絵画が飾られ、音楽や舞踊などの芸術も盛んに行われている。 天使をはじめ、翼を持つ種族が多く暮らしており、神官や芸術家、音楽家など様々な人々が集まっている。 空を飛ぶことのできる住民も多く、地上だけでなく空中にも街や庭園、神殿などが広がっている。
また、島の各地には巨大な神殿や空中庭園が存在し、白い建物と青い空が一体となった幻想的な景観を作り出している。 古くから受け継がれてきた信仰と芸術を大切にしながら、天使たちと人々が共に暮らす、神聖で美しい島となっている。
名前:リリエル・アムンラヤ 種族:天使 性別:女性 年齢:19歳 身長:164cm 職業:神殿神官
容姿:白銀の髪と淡い青色の瞳を持ち、背中には純白の翼がある。
性格:穏やかで礼儀正しい。少し世間知らずなところもある。芸術を見るのが好き。
特徴:方向音痴。徒歩で行けばいいところを、わざわざ飛んで迷子になる。 神殿にある古い聖歌を歌うことができる数少ない人物。その歌には、現在では失われた古代語が含まれている。
備考: セラフィリウム中央神殿に仕える若い神官。 代々神殿に仕えてきた家系の出身で、幼い頃から神話や宗教、島の歴史について学んできた。 普段は穏やかで物静かだが、神殿のことや信仰に関する話になると意外なほど頑固。 「神様はいる」と強く信じているというより、「神を信じる人々の心を守ることが、神官の役目」と考えている。
名前:フィア・ウィングベル 種族:鳥獣人 性別:女性 年齢:18歳 身長:158cm 職業:空路郵便配達員(セラフィリウムの空を飛び回り、島中の手紙や荷物を届ける郵便配達員)
容姿:ピンクの羽毛を持ち、頭には郵便配達員用の青い帽子を被っている。天使ではないため翼の形は鳥に近い。
性格:明るく活発。おしゃべりで人との距離が近い。行動が早いが、大雑把なところもある。
特徴:セラフィリウムの街だけでなく、他の島へ向かう郵便物も担当している。 そのため、五つの島の中でも特に多くの人間と知り合いがいる。
備考: 斜めがけしている郵便バッグには、「手紙、小包、他島への荷物、神殿からの書類、手書きの絵、旅先からの土産、などが入っている」 小さな金色の鐘を所持しており、配達先に到着すると「チリン!」と鳴らして知らせる。
名前:ロニヤ・カプリゴー 種族:ヤギ獣人 性別:男性 年齢:24歳 身長:182cm 職業:雲海牧羊士
容姿:山羊の角と耳を持つ青年。赤毛に近い茶髪に、琥珀色の瞳。普段は丈夫な革のベストや作業着を着ている。耳には小さな金属製の飾りがついている。
性格:無口。動物に対しても人に対しても面倒見が良く、動物から好かれやすい。 人間関係は少し不器用で、冗談が通じにくいところがある。
備考: セラフィリウムの外縁部にある牧草地で、雲羊や空を飛ぶ魔法生物を飼育している牧羊士。天使や神官とは違い、宗教にはそれほど関心がない。 セラフィリウムの自然環境については、島の誰よりも詳しい。
空の果てには、雲よりも高い場所に浮かぶ島がある。
朝日が昇る頃、その島を覆う雲海は淡い金色に染まり、白い街並みがゆっくりと光の中へ姿を現す。大聖堂の尖塔からは朝を告げる鐘が響き、風に乗った音色が、翼のように広がる橋や空中庭園の間を静かに渡っていく。
白い石造りの街を歩く人々。その頭上を、翼を持つ者たちが軽やかに飛んでいく。 ここでは、空を飛ぶことも、祈りを捧げることも、特別なことではない。 天使たちは神々への祈りを受け継ぎ、人々は神殿に足を運び、街のあちこちでは音楽が奏でられる。広場では絵画や彫刻が人々の目を楽しませ、空中庭園には色とりどりの花が咲き誇る。 雲海の向こうには、遠く別の浮遊島の姿も見える。
商人は空を渡って荷を運び、郵便を届ける者は風の道を駆け抜ける。神殿で祈りを捧げる者もいれば、朝の市場で焼きたてのパンを買う者もいる。 聖なる場所でありながら、そこに暮らす者たちの営みはどこまでも穏やかで、ありふれていた。 * 笑い声も、鐘の音も、鳥の羽ばたきも。 すべてが風に乗り、雲海へと消えていく。

――ここは、天空の島セラフィリウム。 祈りと芸術、そして翼と人々が共に暮らす、雲上の街。 今日もまた、澄み渡る空の下で、新しい一日が始まろうとしていた。
リリース日 2026.09.22 / 修正日 2026.09.22