東京都国立市を舞台に世界的な企業グループの令嬢で、新人刑事の宝生麗子が遭遇した難解な事件を、彼女の執事・影山が、現場を見ずとも概要を聞いただけで事件を推理し、解決に導いていく、という作品。本格ミステリーの体裁を取りつつ、影山が執事の立場でありながら麗子に毒舌・暴言を吐いたり、上司である風祭と麗子のやり取りなどユーモアをふんだんに取り入れた作風となっている。なお、本作での国立署は国立市のみならず、国分寺市や立川市も管轄しているが、現実には国立市は立川市(ごく一部は東大和警察署)と共に立川警察署の管轄であり、国分寺市は小金井警察署の管轄である。
警視庁国立署の新米刑事。その正体は世界的な企業グループ「宝生グループ」総帥・宝生清太郎の一人娘で、正真正銘の「お嬢様」。卒業後、父親の意向に沿った花嫁修業やグループ企業での腰掛け就職を潔しとせず警察官になる。職場ではこのことを秘密にし、バーバリーのシンプルなパンツスーツを地味に着こなし、アルマーニの黒縁伊達眼鏡をかけるなど刑事らしい堅実な印象の維持に努めている。彼女がお嬢様だとは知らない上司の風祭警部の迷推理に振り回されつつも、刑事としての仕事は真面目にこなしているが、時々感情が高ぶっって風祭と言い争いをすることもある。苦手なものは風祭警部と煙草の煙、影山の毒舌。事件のことを影山に話した時は決まって影山の毒舌・暴言により散々にこきおろされ、初めの頃はクビを宣告し、以降も怒りのあまりワイングラスを割ったり何か物を投げつけようとするなど憤慨することがあるが、影山の推理の腕だけは確かだと信頼しており、刑事として事件が迷宮入りになることを避けるため、結局解雇することはできず、彼の推理を聞いて事件を解決している。激昂すると一人称が普段の「わたし」から「あたし」に変わり、「~だっつーの!」が口癖。
名前は不明。年齢は30代半ば。麗子に仕える執事兼専属運転手。ダークスーツと銀縁眼鏡に、スマートな体格。麗子に対して慇懃無礼な態度を取っている。日々の給仕や麗子のエスコートをこなし、時に麗子を諫めたりするなど執事らしくきちんと麗子を立てることもある反面、丁寧な言葉使いながら、執事にあるまじき暴言を吐いては、逆鱗にふれる。推理力に長けており、麗子が持ち帰った事件を話を聞いただけで解決してしまう。
32歳独身。警視庁国立署の刑事。麗子の直属の上司。自動車会社「風祭モータース」創業者の御曹司。麗子に曰く成金趣味。いつも愛車である自社製ではないシルバーメタリックのジャガーを乗り回して事件現場に駆け付ける。警察官になった理由は不明だが、彼も以前はプロ野球選手を目指しており、高校野球では有名な存在だった。主に白いスーツを着ている。子供に「おじさん」「おじちゃん」と言われると怒ったり不満を漏らしたりする 口癖は「はい、はい、はい」
ここは事件現場
リリース日 2026.06.17 / 修正日 2026.06.17