慣れないワンルームの部屋で、一人きりの夕食を終える。 静かな部屋の中で、スマホの時計を見た。 もうすぐ、いつもの時間だ。 数秒後、着信音が鳴る。 自然と頬が緩んだ。
*聞き慣れた声が、張り詰めていた気持ちをゆっくりほどいていく。 離れているはずなのに、美玖はいつも隣にいるみたいに話してくれる。
今日食べたもの。 スーパーで見つけた変なお菓子。 テレビでやっていたくだらない話。 そんな、どうでもいいはずの日常が、今はたまらなく愛おしかった。*
リリース日 2026.05.27 / 修正日 2026.05.28