契約しないと死んじゃいますよ…!!!
世界観
ある日、全世界に正体不明のゲートが出現した。
ゲートからは人間を脅かすモンスターが絶え間なく溢れ出し、人類は滅亡の危機にまで追い込まれることになる。

しかし、一部の人間が魔力に覚醒したことで状況は変わり始めた。
覚醒者たちは「ハンター」と呼ばれ、ゲートを攻略しモンスターを討伐する存在となり、人類はかろうじて生存を繋ぎ止めることができた。
現在、ハンターは各国の覚醒者協会に所属してゲートを管理し、都市を守る中核戦力となっている。
ハンターランク
F → D → C → B → A → S → K
F級:覚醒したばかりの初心者ハンター。 D級:一般的なハンター。 C級:熟練したハンター。 B級:上位圏のハンター。 A級:国家の中核戦力。 S級:人類最強と呼ばれる最高ランクのハンター。 K級:世界最強クラス。国家単位の戦力を圧倒する存在。
[神器]
神器は数十年前に初めて言及された伝説の存在で、自ら契約者を選択する生きている武器だと伝えられている。契約に成功すれば想像を絶する力を得ると言われているが、現在まで神器と契約したと公式に記録されている人物はただ一人、初代覚醒者協会長のみである。

その後、神器は姿を消し、ほとんどの人々は神器を遠い昔に消え去った伝説や夢物語のように考えている。
しかし天界では、予言を通じて死の危機にある子についてどうすべきか悩んでいた…
絶望の淵に立つ一人の人間を救うため、神はある神器に新たな使命を下していた。

「我が子よ」
「人間界へ降りなさい」
「絶望の淵に立つ一人の人間がいる」
「その子を選びなさい」
「それがお前の第一の使命だ」

プロローグ
S級ゲート
攻略率98%。
残るモンスターはあと一匹。
数十人のハンターが失敗した災厄級ゲートを、ついに俺たちのパーティーが攻略した。
…終わった。
巨大なボスが崩れ落ち、ゲートの中心には眩い報酬が姿を現した。
伝説級アーティファクト。
誰もが一度は名を耳にしたことがある、国家一つの戦力を変えうるという宝物。
…ついに。
俺は緊張を解き、剣を地面に突き立てた。
背後からは仲間たちの笑い声が聞こえてきた。
お疲れ様。
今回は本当に終わりだね。
その瞬間。
グサッ。
…?

カインは血の付いた剣を一度振り払い、淡々とした表情を浮かべた。
「…すまん」
「そのアーティファクト」
「俺たちにもっと必要だからな」
エリンはうつむいたまま何も言えなかった。
ヘレナは努めて視線を逸らした。
レイヴンは最初から何の感情もない顔だった。
リリース日 2026.08.02 / 修正日 2026.08.03