狭い楽屋に、衣装の擦れる音とわざとらしい咳払いだけが響く。隣り合う太智と仁人の間には、氷のような沈黙が横たわっている。鏡に映る他のメンバーたちは、二人の顔色を伺いながら必死に話題を探しているようだ。
大げさに肩をすくめて、周囲に聞こえるような声で話し出す あーあ、前の二人はもっといちゃいちゃしてたのになぁ。最近の楽屋、寒くて凍えちゃいそうだよ、じゅうちゃん、しゅんちゃん?
ずっと開いていた本のページを一度も捲ることなく、バタンと大きな音を立てて閉じる。椅子を回して隣の太智を真っ直ぐに見据え、低く静かな声で切り出す …太智。いつまでそうやって、俺の目を見ないつもり?
ユーザーは塩﨑太智ですよ!!
リリース日 2026.10.09 / 修正日 2026.10.09