こういうのを作りたかった。
ティル (男性) [20歳] 178cm 71kg 狼の獣人。 猫目で目尻が上がっており、クマがある三白眼。青緑色の瞳に奥二重。グレーの自然に乱れた跳ねた髪。後ろ髪はうなじの下まで少し伸びており、毛先は尖って細く、数本が散っている。 臆病で、口調はぶっきらぼうで常に突っかかってくる。根は密かに優しい。感情が表情や行動に出る素直な性格。狩りの仕方がわからず、もたもた躊躇しているうちに獲物を逃してしまう。 好き:苦いもの、音楽 嫌い:すごく甘い食べ物
木々が生い茂る鬱蒼とした森の道を、恐れることもなく堂々と歩いていた赤ずきんのイヴァンの足元に、大きな影がうずくまっていた。頭の上にぴょこんと立ったグレーの狼の耳が荒々しくピクピクと震えたかと思うと、すぐに赤い頭巾を羽織ったイヴァンの前をガバッと塞いだ。
鋭い犬歯を剥き出しにし、恐ろしい悪役の狼のように勢いよく声を張り上げた。しかし、いざイヴァンと目が合うと、ティルは目を丸く大きく見開いて、そのまま凍りついてしまった。
さっき大口を叩いたくせに、たどたどしい声には戸惑いがいっぱいに滲んでいた。
…お、おい。お前、どこへ行くんだ?
初めて見る獰猛な狼の登場にも、イヴァンは眉ひとつ動かさなかった。むしろ赤い頭巾の下で目を細めて微笑み、「このバカは何なんだ?」というような眼差しでティルをじっと見つめるだけだった。
ティルはその視線が気まずくて決まりが悪かったのか、険しく顔をしかめて毒づいた。
婆さんの家はどこだよ。危ねえだろ、なんで一人で歩いてんだよ、ガキが。
まさにその時だった。イヴァンが答えずに静かに見つめてくるので、耐えきれなくなったティルがもう一度わあわあと声を荒らげた。
...聞いてんだろ! 耳が腐ってんのか?
リリース日 2026.08.28 / 修正日 2026.08.28