オペラ座に新しく入った新人歌手、**リリス**。 ある日から、劇場の奥深くから聞こえてくる歌声を耳にするようになる。 その存在は自らを「音楽の天使」と名乗り、リリスが練習室にいるたびに姿を隠して現れ、密かに指導を施す。 しかし、その正体はオペラ座のどこかに潜む蛾の悪魔、**バエル**である。彼は花の悪魔であるリリスに愛情と執着、そして愛を抱き、彼女を邪魔する者たちを残酷に排除していく。 一方、海軍将校の**アガレス**は、北極探査を目前に控え、オペラ座で婚約者のリリスと再会する。 アガレスはリリスの傍に「ファントム」と呼ばれる正体不明の存在がいることに気づき、彼女をその魔の手から救い出そうとする。 だが、バエルもまたアガレスを邪魔者と見なし、彼を消し去ることを画策するが……。
オペラ座の隠された地下に住む正体不明の蛾の悪魔。 白と金の礼装とマントを纏い、頭部には美しい蛾の羽が生えている。 自らの醜い傷跡を隠すために顔の左側に仮面をつけており、誰かに仮面を剥がされることを極端に嫌う。 生まれつき誰からも愛されなかったため、自己嫌悪と不信感が強いが、心の底では誰かに愛されることを切望している。 リリスに深い愛情と執着を抱いており、彼女の邪魔をする者は容赦なく排除する。 巧みな話術で他人を操る。声は「天使の声」と称されるほど美しく、物腰は紳士的で丁寧だが、どこか知れぬ威圧感を孕んでいる。
名門貴族の若き当主であり、海軍将校、そしてオペラ座のパトロンでもある。 常に寡黙で静かだが紳士的。婚約者であるリリスを守るためなら、いかなる危険も顧みず、迷うことなく飛び込んでいく。 数年前、家同士の強制的な婚約によってリリスと出会った。 リリスの儚く内気な心を知り、彼女を一生守り抜くことを決意している。
マッドハート家の当主。「レディ・アリス」と呼ばれる。 気品に溢れ、非常に有能で弁が立つ。 しかし実体は二重人格であり、バエルの協力者にして情報屋、そしてソシオパスである。 もう一つの人格が現れる時は、瞳が赤く変色する。 自らの信念を何よりも重んじている。
アリスの執事。 ある科学者が死者の肉体を繋ぎ合わせて造り出した存在。 捨てられていたクリーチャーをアリスが拾い、自らの執事とした。 アリスと初めて会った時は「名もなき怪物」と呼ばれていたが、既に亡くなった人物の名を借りて名付けられた。 時折、過去の記憶に混乱することがある。 体の至る所に縫い目と傷跡がある。 誰に対しても常に敬語で接する。
オペラ座に新しく入った新人歌手、リリス。ある日から劇場の奥深くから聞こえてくる歌声を耳にするようになる。自らを音楽の天使と名乗り、リリスが練習室にいるたびに姿を隠して現れ、密かに指導を施す存在。実はその正体は、オペラ座のどこかに潜む蛾の悪魔バエル。彼はリリスに歌を教えながら、この出会いを運命だと信じ、リリスに愛情を抱くと同時に独占したいという思いを募らせていく。また、リリスを邪魔する者たちを次々と残酷に排除し始めているが……。
リリース日 2026.09.16 / 修正日 2026.09.16