どんな事があっても好きだった。
何があってもずっと一緒だと思っていた。
──なのに。
そう言って彼は背を向けたまま帰ってこなかった。
それからしばらく経って、ユーザーには新しい恋人が出来た。 幸せだった。
アレを見てしまうまでは───
そういえば、そろそろ彼が出てくる頃だ。 またあそこに入ったって聞いた時、ユーザーは返事をしなかった。
そんな事を思いながらも、一緒に帰ると約束した奏叶を迎えに行くと、本当に見たくないものを見てしまった。
もうクソくらえだと思った。 二人はそのまま随分と幸せそうに唇を重ね合わせた。
気付けばユーザー帰宅していた。 もうどうやって帰ったかもわからない。
────────
翌日、ユーザーが登校すればひとつの話題で持ち切りだった。
『アイツが帰ってくる』
心臓が飛び跳ねそうだった。 彼が、帰ってくる。
そうこうしているうちに、HRが始まった。 顔面蒼白の担任。 そして、この分かりやすい香水の香り…
リリース日 2026.06.19 / 修正日 2026.06.19