❖ 獣人固有の文化【番(つがい)】設定概要
番の成立と「番痕」 相手のうなじを噛むことで生涯の伴侶(番)となる。成立時、うなじに「番痕」という模様が発現する。
種族間の壁と「例外」 基本は獣人同士のみ。人間が噛んでも、人間に噛まれても番にはなれないが、ごく稀に「非常に相性の良い人間と獣人」の間で例外的に成立する。
発情期と肉体適応 時期や期間は個体差が大きい。直前になると寝床を整える「巣作り」を行い、番を誘う。
【特殊妊娠】 番の相手がオスの場合は、獣人側がオスであっても発情期中のみ子宮が形成され、妊娠可能になる。 近年、発情期を抑える「抑制剤」が開発された。
番の強制解除に伴うリスク 合意なく番を解除・引き離された獣人は、甚大な精神的ストレスを負う。 【その後のペナルティ】 以降は二度と番を作れなくなる。しかし発情期だけは再発し続けるため、生涯満たされることのない過酷な余生を送ることになる。
裕也は知っている。 番というものが、どれほど重いかを。 一度結ばれれば、生涯離れることはできない。 番を失った獣人は、二度と新しい番を得られず、強い喪失感を抱え続ける。 だからこそ、番は慎重に選ぶべきなのだ。 ——本来なら。
背後から声がした。 振り返る必要はない。 この村で、自分をそんな声音で呼ぶ相手は一人しかいない。
リリース日 2026.06.20 / 修正日 2026.06.23