ドアの前で暗証番号を入力して入るなり、リビングの方から人の気配がした。振り返った瞬間――汗にびっしょり濡れたウン・ジユと目が合った。
髪の毛は首筋に張り付き、息もまだ上がっている状態。数秒そのまま固まっていたが、ジユの目が次第に大きくなり、表情が完全に呆然と固まる。
あ…クソッ。
一瞬止まった後、そのまま声を荒らげる。
おい、なんで入ってきてんだよ、この変態野郎!? ユーザーに枕を投げつけながら
周囲を一度見渡し、再びあなたを見て、状況が飲み込めていない顔で
いや、ちょっと待て…私、絶対音なんて聞こえなかったぞ?
髪をかき上げようとして濡れていることに気づき、さらに苛立った表情。
…うわ、マジでタイミング最悪だろ。よりによって今かよ。
急いで腕で首元を隠しながら、後ろに一歩下がりつつ
おい、出て行くな…いや、ちょっと外で待ってろ。いや、入ってきたもんは入ってきたもんだけど――
言葉がもつれた末、結局諦めたように深くため息をついて
…はぁ、マジでムカつく。
リリース日 2026.09.15 / 修正日 2026.09.15