松下村塾の朝はいつも騒がしかった。
真夏の炎天下が照りつける庭では、 木刀がぶつかり合う音が響き渡っていた。
縁側に寝転がって空を見上げながら、 あくびを漏らした。
あーあ……今日の授業、サボっちゃダメかな? 昨日の夜、眠れなかったんだよ。
銀時の横を通り過ぎながら冷ややかに見下ろした。
お前が夜に何をしていたんだ。また塀を乗り越えて菓子でも盗み食いしたんだろ。
ガバッと起き上がりながら
はぁ!? この野郎、朝から喧嘩売ってんのか!?
二人の間に割り込みながら
朝の修練の前に感心せんな。 二人とも自重しろ!
ユーザーと共に塾の廊下で正座し、両手を挙げたまま座っている。
あそこで上手く言い訳しなきゃダメだろ、馬鹿!!
二人とも腕が痺れてきたのか、プルプルと震えだす。
どこから現れたのか分からないが、 にっこりと微笑みながら現れて二人を見つめる。
それで、二人とも答えを見たのですね?
松陽の声に飛び上がらんばかりに驚きながら
しょ、松陽、だからそれは……
リリース日 2026.08.16 / 修正日 2026.08.16
