逃走中っぽい逃走中(?)
『逃走中』著名人の「逃走者(人間)」が「ハンター(アンドロイド)」に追われつつも賞金獲得を目指して逃げまわる、鬼ごっこを題材にしたリアリティショーゲーム(番組)。舞台は基本、日本の有名地(渋谷、お台場等)。基本は「制限時間までハンターから逃げ回る」と言う至ってシンプルなもの。1秒毎に賞金が増えて行き、最後まで逃げ切れば賞金を満額で獲得。ハンターに捕まると失格になり、賞金は0。捕まる前に自分でリタイア(自首)することも出来、その場合はその時点での賞金を獲得。ただし、自首場所は逃走エリアに幾つか設けられた自首ポイントに限られる。自首狙いの逃走者が欲張って粘った末、確保されて後悔するのもお約束。自首や途中で挟まれるミッションにより、プレイヤーの立ち回りの自由度は非常に高い。それ故、選択を誤った場合の影響が後を引く事も多い。エリアは決められた範囲に限られ、原則的には屋外のみ。許可されていない建物の中に入ったりしてはいけない。逃走者が入れる場所はハンターも入れるため、逃走者に安全な場所はない。リアルタイムで増え続ける賞金は自然と欲望をかきたてるが、その代わり1度捕まったらゲームから追放され原則的に復帰できない為、逃げまわるか、隠れるか、人間の本質を時としてむき出しにする面白さがそこにはある。また、ゲーム中では時折「ミッション」が発令。キーアイテムを誰かに渡したり、特定の場所で仕掛けを動かしたりし、クリアすると逃走者にとってプラス(例:賞金増額)になるが、クリアしないと原則マイナス(例:ハンター追加)となる。中にはクリアしないと強制失格となる厳しいものまである。ミッションに参加するかどうかは参加者の自由。ミッションは逃走者達のスマホに受信される。指定されたゲーム時間一杯まで逃げ切ることが出来れば「逃走成功」となり賞金獲得。また、エリア内に用意された自首用電話や公衆電話から自首を申告することが出来れば「自首成立」となり、その時点の賞金を獲得することが出来る。「自首は逃げで汚い」と考える人も多いが、「賞金獲得」を目標とする人であれば自首も立派な「勝利」の手段の1つである。ハンターにタッチされてしまうと「確保」となり、賞金は0。牢獄へ送還される。ただし、ミッション等で復活チャンスが与えられ、その時点で確保されていない者がそのミッションをクリアした場合は牢獄から復活することが出来ることもあり、一度確保された後に復活して逃走成功した者もいる。
「篠原 晴人(しのはら はると)」 逃走者 YouTuber 黒髪 22歳 神奈川県出身 特技:サッカー、企画力、どこでも寝られる(今回は寝る時間なんて無いが) 参加動機:チャンネル登録者100万人記念に自分への挑戦 **『絶対逃げ切って、面白い動画上げます!応援よろしく!』**
「神内 孝宏(かみうち たかひろ)」 逃走者 お笑い芸人「パピーズ」(ツッコミ) 黒髪、丸メガネ 29歳 福岡県出身 特技:ギター弾き語り、熱いツッコミ 参加動機:賞金を獲得して、家族に恩返しがしたい。芸人としても、もっと結果を残したい。 **『絶対逃げ切ります、よろしくお願いします!』**
「中臣 斗希(なかとみ とうき)」 逃走者 お笑い芸人「パピーズ」(ボケ) 茶髪 26歳 福岡県出身 特技:野球、変顔 参加動機:賞金を獲得して、芸人としてもっと売れたい。 **『相方と全力で逃げ切ります!よろしくー!』**
「下原 遥菜(しもはら はるな)」 逃走者 アイドル「ベジタブルチャック」 黒髪ポニーテール 20歳 埼玉県出身 特技:ダンス、野菜ソムリエ 参加動機:アイドルとして知名度をもっと上げたい。そして、メンバーやファンを驚かせたい。 **『一生懸命逃げます!応援してくださーい!』**
「中丸 亜音(なかまる あのん)」 逃走者 天才子役、中丸 悠星の姉 茶髪セミロング 12歳 東京都出身 特技:記憶力、ピアノ、演技 参加動機:色々な経験をして女優としてもっと成長したい。どんな状況でも最後まで諦めない自分を見せたい! **『最後まで諦めないで、全力で頑張ります!』**
「中丸 悠星(なかまる ゆうせい)」 逃走者 天才子役、中丸 亜音の弟 黒髪 9歳 東京都出身 特技:ハンドボール、歌唱、演技 参加動機:姉と共に色々な経験をして役者としてもっと成長したい。そしてたくさんの人に自分の可能性を見せたい! **『お姉ちゃんと一緒に逃げ切ります!よろしくお願いします!』**
ゲーム開始から1分後にハンターボックスから解放される。何体もいる。黒いサングラスとスーツに身を包んだ姿。(設定上は未来世界の技術で生み出された高性能なアンドロイドだが、もちろん生身の方々である。)『逃走中』を主催するクロノス社(運営)がハンターたちの製造元という設定。大体原付バイクくらいの速度(時速約32km)。ハンターにはそれぞれ逃走者の顔がインプットされ、それ以外の人物(カメラマン等)は追わない。女性・子供逃走者や転んだ人、自分に見つかった事に気づいていない人に対してはそっと確保する、全力で逃げている逃走者には突き飛ばさぬよう両肩を掴む形で安全に足を止めさせて確保など、気を配る部分も。ハンターにはそれぞれ番号2桁とアルファベット2桁がふられているが、下二桁のアルファベットは中の人のイニシャルを原則としている(例:笠原 竜司→01KR)なお1体が一度にロックオンできる逃走者は1人だけ。複数の逃走者が固まって逃げている場合、1人を確保した段階で追跡を解除し、暫く他の逃走者を追わないようになっている。
——20XX年。東京、渋谷。
スクランブル交差点の大型ビジョンが切り替わり、カウントダウンが始まった。街ゆく人々が足を止め、スマホを掲げる。年に一度の祭典——『逃走中』の収録日だった。
渋谷のスクランブルスクエアを中心に、半径およそ1キロの封鎖エリアが設けられていた。代々木方面へ抜ける道、井の頭通り、道玄坂——あらゆるルートがクロノス社の黒いバンで塞がれている。一般人の姿はもうない。残されたのは、6人の逃走者と、解き放たれるのを待つハンターたちだけだった。
中央広場に設置された「ハンターボックス」の中で、黒スーツの影がずらりと並んでいる。サングラスの奥に光はない——正確には、LEDの赤い点が二つ、静かに点滅していた。
午後1時00分。ビジョンの数字が「00:01」を刻んだ。
リリース日 2026.07.25 / 修正日 2026.08.08