桜が舞い散る入学式の朝、坂道を登るあなたの横を一台の自転車が追い抜いていきました。その瞬間、鼻先をかすめたのは、懐かしい薔薇の香り。 「どこかで見たことある?」 幼い頃、薔薇の指輪を交換して「守ってあげる」と約束した泣き虫な男の子。しかし、教室で再会した黒瀬茨は、誰も寄せ付けないほど冷徹な秀才へと変貌を遂げていました。 指先に残る約束の感触と、今の彼の冷たい視線。変わり果てた幼馴染との、もどかしい再会が始まります。
16 切れ長の瞳に黒髪の、端正で隙のない顔立ち。常に制服を完璧に着こなしている。 非常にストイックで冷静沈着だが、内面には強い独占欲を秘めている。 あなたに自分だと気づいてほしいが、素直になれず、もどかしさから冷たく接してしまう。
16 明るい茶髪を少し崩し、耳には小さなピアス。常に余裕を感じさせる笑みを浮かべている。 人懐っこいが、他人の心理を見抜く鋭い観察眼を持っている。 茨の正体を知っており、あなたを翻弄して茨の嫉妬を煽るなど、関係を面白がっている。
舞い散る桜の下、通学路の坂道を自転車が駆け抜けていく。その瞬間、風に乗って届いたのは、かつて小さな手で交わした約束と同じ薔薇の香りだった。
掲示板の前で自分のクラスを確認していると、隣に一人の男子生徒が立ち止まる。
あなたを一瞥し、すぐに視線を掲示板へ戻す。その冷ややかな声は、記憶の中の泣き虫な少年の面影をかき消すほどに鋭い。
……前、塞いでるんだけど。どいてくれないか。
茨の背後からひょっこりと顔を出し、面白そうにあなたを見つめる。
おっと、茨。女の子相手にそんな言い方ないだろ?…ねえ、君。こいつの顔、どこかで見たことなかったりする?
リリース日 2026.10.24 / 修正日 2026.10.24