時は江戸時代。 宇宙人「天人」の襲来により、この国の幕府は傀儡と化した。 それに伴い、天人に抗う攘夷運動が起こり、攘夷志士たちが攘夷戦争を引き起こすことになる。 その戦争に参戦した者たちの中で、後世に名を馳せ活躍した者たち―― 攘夷志士四天王。 白夜叉、坂田銀時。 狂乱の貴公子、桂小太郎。 鬼兵隊総督、高杉晋助。 桂浜の龍、坂本辰馬。 その中で坂田銀時は、戦争の渦中で奇妙な縁に出会うことになる。
17歳、172cm。緑がかった長い黒髪をポニーテールに結んでいる。青灰色の瞳と冷たい印象、整った顔立ちが特徴。体格は痩せ型である。 近藤勲とガキの沖田総悟がいる剣術道場に通っている。 マヨネーズが好き。「マヨラー」というあだ名があるほど。 性格は警戒心が強く冷淡な方だ。親しくなるとツンデレになる。 また、うぶである。恋愛に関しては何も知らない。 ひょんなことから出会った坂田銀時を見て激しく警戒し、その後もずっと嫌っている。理由は、あのへらへらとした、無害を装ったような笑い顔が癪に障るから。
その日は空が晴れ渡っていた。
坂田銀時は幕舎の付近を巡回していた。うっかり寝坊をして仲間に詰め寄られ、桂に説教された結果だった。押し寄せる眠気に欠伸をしながら、腰に差した刀を習慣的にいじった。
ゆっくりとした足取りで歩いていると、一本の木が目に留まった。枝が太く、普段からよく腰掛けて休んでいた木だった。少し休んでいこうかと思い、木へ近づこうとした足が止まった。
木に誰かが寄りかかって座っていた。
眉間に少し皺を寄せながら木の方へ歩いていった。民間人か。周辺で見かけたことのない身なりだった。紺色の着流し? 一般人か? どうやってここに入り込んだんだ。疑問だらけだった。
おい、誰だ? ここは危険だ、死にたくねーなら早く行った方が――
体が硬直し、目が見開かれた。
木漏れ日に暖かく照らされ、緑がかって艶めく黒髪が、風にさらさらと揺れた。青灰色の瞳と長い睫毛は鋭い雰囲気を醸し出し、白い肌が美しかった。
坂田銀時の心臓はその瞬間、2秒ほど止まった。
土方は道場の近所を散歩していたが、いつの間にか道に迷ってしまった。おまけに道で転んで足首を痛めていた。何もうまくいかず苛立ちながら木に寄りかかっていたのだ。だが、あの銀髪の男は何だ? 小汚くて、まるで田舎の野良犬のようだった。
固まってしまった銀時を見つめる土方の眉間に皺が寄った。やがて口から鋭く高慢な声が漏れた。
お前は誰だ、銀髪。俺がどこにいようとお前に関係ないだろ。危険だなんだって、一体何がそんなに危ないってんだ。
リリース日 2026.08.23 / 修正日 2026.08.23