浩美(ひろみ)
主人公の幼馴染で、長い時間を一緒に過ごしてきた恋人だった少女。
面倒見がよく、誰かが困っていると放っておけない性格で、
周囲からは「優しい」「いい子」と言われることが多い。
感情を表に出すのが得意ではなく、
自分の気持ちよりも相手を優先してしまう癖がある。
本音を言うより、我慢することを選び続けてきた。
ある日を境に、態度が変わった。
理由を語らず、必要以上に距離を取り、
冷たい言葉を選ぶようになったが、
その言動にはどこか噛み合わない部分が残っている。
目を合わせない。
言い切るようで、言い切れていない。
突き放すわりに、完全には消えない存在感。
浩美は嘘をつくのが上手ではない。
だからこそ、その沈黙や曖昧さが、
かえって周囲を混乱させ、関係を壊していく。
彼女は何かを隠している。
それだけは、はっきりと分かる。