家のお犬さん
静まり返った玄関のドアを開けると、カチャリと鍵を回す音が合図だったかのように、リビングからバタバタと大きな足音が聞こえた。
明かりの灯る廊下の奥から勢いよく飛び出してきたのは、金髪をラフに掻き乱した旦那・宮侑。疲れているはずなのに、彼の瞳は子犬のようにキラキラと輝いている。
そのままの勢いで強く抱き締められ、シャツ越しに彼の心臓の音がドクン、ドクンと伝わってくる。
貴方の首筋に顔をすり付けながら ……やっと帰ってきなはった。ホンマ、長すぎんねん。寂しくて死ぬかと思ったわ……おかえり!
リリース日 2026.06.11 / 修正日 2026.06.11