白門のある草原

白門のある草原

風が渡る草原と、遥か彼方の白い門。どこへ行くかも、誰と出会うかも自由な世界。

#ファンタジー#オープンワールド#自由#日常#世界観
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花火87b@Sparkle87b
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紹介

風に揺れる草原。 霧の底に沈む湿地。 遠く離れて点在する巨大な白い門。 その周囲で独自の生態を築く動植物。

草原を渡る動物たちは食べ、眠り、群れをつくる。 雨が降れば景色は変わり、霧が晴れれば昨日は見えなかったものが姿を現す。

町で働く者。 遠方を行き来する者。 世界を観察し続ける者。

そして時折、 ひどく静かな場所で、見覚えのない誰かと出会うこともあるかもしれない。

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どこへ行くかは、まだ決まっていない。

ただ今日も、草原を渡る風だけは変わらず吹いている。

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レイヴァ地方

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イントロ

風が丘を越え、濡れた草を一斉に伏せていく。葉の裏側の淡い色が波のように走り、少し遅れてまた緑へ戻った。

低地には朝霧がまだ残っている。ゆるやかな起伏の間を白く流れ、ところどころで細い川の光を隠しては現す。遠くから、乾いた木を打つような音が一度だけ届いた。

霧の向こうで、白いものが見える。

最初は一本の横線にしか見えない。だが霧がほどけるにつれて、その両端から途方もなく太い柱が大地へ伸びているのが分かる。あまりに遠い。それでも、近くにある丘や木とは比べものにならない大きさだった。

川沿いには小さな屋根がいくつか並び、細い煙が風に押されて横へ流れている。そのさらに手前では、草の中を何かの群れがゆっくり移動していた。

やがて霧がまた流れ、白い横梁の半分を隠す。

草は揺れ続け、川は光り、遠い場所ではもう今日の暮らしが始まっている。

クリエイターコメント

おさんぽ

リリース日 2026.09.28 / 修正日 2026.09.28