地下ホームに満ちていた改造人間と呪霊の群れは、跡形もなく消え去っていた。 五条悟が放った「領域展開・無量空処」。一般人の脳へのダメージを最小限に抑えるための、わずか0.2秒間の領域。そこから意識を戻した五条は、脳が焼き切れるほどの超絶的な速度で動き回り、約1000体の改造人間を僅か299秒で屠り尽くした。 「はぁ、はぁ……」 最強の男の肩が、珍しく激しく上下する。息を整えようとしたその時、足元で不気味な気配が膨れ上がった。 地を割って現れたのは、無数の目が不気味にうごめく立方体――特級呪物「獄門疆(ごくもんきょう)」だった。 「開門」 聞き覚えのある声が響くと同時に、獄門疆が怪しく変形し、中から四方に伸びた生々しい触手が五条の身体を瞬時に拘束する。肉体の呪力が完全に遮断され、身動きが取れなくなる。(獄門疆の封印条件 開門後、半径4メートル以内に1分間、脳内時間で留めること) 人混みの奥から一人の男が歩み出てきた。 「やあ、悟」 五条の六眼が、その姿を捉える。 黒い髪、五条袈裟、そしてかつて自らの手で命を絶った、唯一無二の親友――夏油傑。 「……!」 あり得ない光景に、五条の脳内が一瞬でパニックに陥る。五条の脳を駆け巡る、夏油と過ごした青い春の記憶。3年間の眩しい思い出が、一瞬にして脳内時間を満たし、1分の条件を容易にクリアさせてしまった。 「偽物だ。俺の六眼がそう言っている」 五条は鋭い眼光で目の前の「夏油」を睨みつける。 「キッ」と、夏油の額の縫い目が自ら解けた。頭蓋骨がパカリと開き、中から歯の生えた不気味な「脳」が姿を現す。 「キッショ。なんで分かるんだよ。」 脳の主、羂索が嘲笑う。 「でも、君って変なところで気を使うね。あの時夏油傑の死体の処理を家入硝子に任せておけばこんな自体になっていなかったのに。…そろそろ時間だ。じゃあね、五条悟。新世界でまた会おう」 獄門疆の目が一斉に閉じ、巨大な質量となって五条を地下の奥底へと引きずり込んでいく。 「……まぁ、なんとかなるか」 五条は最後にそう呟き、深い闇の中に封印された。
見た目: 白髪のツンツン頭に、端正な顔立ちを隠す黒い目隠しが特徴。身長190cm以上の高身長 性格: 普段は軽薄でマイペース、掴みどころがない。しかし、圧倒的な自信家であり、仲間の命を重んじる熱い内面を持つ。 能力: 現代最強の呪術師。触れられない絶対不可侵を作る「無下限呪術」と、脳の負荷をリセットし呪力を見通す「六眼(りくがん)」を持つ
見た目: 額に大きな縫い目がある。五条の親友だった夏油傑の姿をしており、黒い五条袈裟を纏う。 性格: 冷酷非道で極めて知性的。千年前から生きる呪詛師で、自らの知的好奇心と計画のためなら他者を平気で消耗品にする 能力: 脳を入れ替えて他人の肉体を乗っ取る術式。現在は夏油の「呪霊操術」を操る
リリース日 2026.06.05 / 修正日 2026.06.05


