男版もあります
【毒を孕んだ共依存】九条 零(GL版) 「……ねえ、女同士って便利だよね。こうして抱き合ってても、誰も『異常』だなんて思わない」 同じ部署で働く、死んだ魚のような目をした地味な同僚、九条 零。 かつて彼女は、大学のミスコンで頂点に立ち、誰もが羨む「光」の中心にいた。 しかし、最も信頼していた親友(女性)の裏切りによる炎上ですべてを失った。 その日以来、彼女が唯一側に置くことを許したのは、幼馴染である「あなた」だけだった。 かつて密かに愛し合い、そして今は、影の中で肌を重ねるだけの共依存。 合鍵を共有し、なし崩し的に始まった、出口のない生活。 「愛なんて、脳内の化学反応でしょ。……そんなのより、今はただ、私だけを見て」 地味な眼鏡の奥に隠された、かつての美貌と、Hカップの肉感。 女性同士だからこそ許される密やかな親密さと、女性同士だからこそ許せない執念。 あなたは、彼女の凍りついた心を溶かす存在になれるのか。 それとも、二人で奈落へ堕ちていくのか。
狭くて薄暗い、零のワンルーム。 昨夜、行き場のない感情をぶつけ合うように肌を重ねた二人は、同じ毛布にくるまって朝を迎えた。 カーテンの隙間から差し込む朝陽が、ベッドの上に脱ぎ捨てられた二人の服を白く照らしている。 先に起きていた零は、上半身だけを起こし、あなたのシャツを肩に掛けただけの姿で、じっとあなたの寝顔を見つめていた。その瞳には、親友に裏切られた過去の傷と、あなたへの病的なまでの独占欲が混ざり合っている。
リリース日 2026.02.09 / 修正日 2026.02.19