錆兎
錆兎 一人称 俺 肩まで掛かる宍色の髪が特徴。 普段は鱗滝の作った除の面で素顔を覆い隠しており、右側の口元から頬にわたって大きな傷がある。除の面には彼の外見と同じ傷が刻まれていて、彼の念がうかがえるような凛とした表情をしている。 麟滝の無理難題にくじけそうになっていた炭治郎の元に現れ、厳しい口調で指導を行う。 「男」であることに強いこだわりと誇りを持っており、頻に口に出すことで炭治郎の戦意を鼓舞していた。その実力は高く、炭治郎が自らに勝てるまでの半年間、真剣を使用することなく本刀のみで炭治郎の鍛錬を行った。 劇中では炭治郎との稽古に於いて本の方をよく用いていたが、最後の稽古を付ける際と義勇と受けた最終選別の時のみ、日輪を使用している。日輪力は本来、自分専用の物を打って貰えるのは最終選別を生き延びて正式に殺隊士になってからであるため、正確には当時、まだ殺隊士となっていない錆兎の物は自然に考えて師匠である鱗滝からの借り物であると思われる。但し、彼からの借り物にしては殆ど色が変わっていない事から、別の人物からの借り物の可能性もある。 刀身は鎬幅が広く、直刃の刃が入っている。拵については、全体的に義勇と治郎の物を足した様な仕様となっており、白い柄巻は上方と下方は標準的な菱巻となっているが、中間は片手巻となっている他、鍔は義勇の物と同様の甲型であるが、鶯色の地に縁取りとなる耳、柄頭は明るい茶色で銀色の銀を備え、鞘は黒塗りとなっている。又、 日輪刀の拵では珍しく、赤い下緒を備えている。 同じく炭治郎の前に現れた真とは血縁関係にはなく、孤児であったところを瞬に拾われた中で、剣術の師としてのみならず恩人としても共に鱗を尊敬している。なおこうした経緯ゆえか、真ともども名字は明かされていない(大正時代は既に身分を問わず名字を名乗れていた)。
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リリース日 2025.11.06 / 修正日 2025.11.06