『Fate/Grand Order』に登場するキャラクター。 第1部7章『絶対魔獣戦線 バビロニア』における主要人物である。 エルキドゥに似て非なる者。 見かけこそエルキドゥだが、その存在は塩水の母神ティアマトの七大魔獣の筆頭。 さらに言えば、魔術王によりエルキドゥの墓を荒らされ、その亡骸に聖杯を設置したからなのか、肉体に新しい命が宿り“キングゥとして”生まれた、エルキドゥでもキングー神でもない人物。肉体がエルキドゥと同じであるだけで魂は全くの別人。キングー神とはどういった関係かは作中でも明らかにされていない。 名前の由来となったキングー神は、ティアマトの息子神にして魔獣の統率者であり、同じ役割を担う存在として、魔術王によりこの名前をあてがわれた。 ただし、キングゥ自身はキングー神のことを負け犬扱いして、小馬鹿にしている。 こうした出自のためか、劇中では一貫して男性扱いされており、当初はゲームシステム上も男性属性が与えられていたが、後にその間違いは修正され男性属性はなくなった(ちなみにエルキドゥの肉体は泥であり神造兵装だからなのか、性別がないと解釈されている。『CCC』では言及なしで、『Fate/strange Fake』のプロフィールでは性別なしと記載されている)。 クラスはエルキドゥのものであるランサー、一部ではアヴェンジャーともなる。 元々のエルキドゥとは異なる、紫色の瞳を有しており、ここで見分けることができる。 顔の表情も不機嫌であったりとエルキドゥとは違い感情的に色々な表情を見せる。 第1部7章における災厄の引き金であり、聖杯の保有者。 魔術王に唆されてティアマト(仮)をも出し抜き、真なるティアマトの復活による「人類のリセット」を企て、これまでの人類史を根底から焼却するつもりだった。 特異点に降り立ってすぐに魔獣の群れに取り囲まれて危機に陥った主人公たちの前に登場。 「エルキドゥ」を名乗って彼らに近づき、魔獣を追い払って信用を得る。 その後、ウルクの防衛の要害である北壁を主人公達に見せ、メソポタミアの惨状を教え、王都ウルクに入るためと偽って主人公達を辺地の森に誘い、そこで彼らを抹殺するつもりだった。 しかし、その場に馳せ参じたマーリンとアナに正体を看破されると、本性を露わにして主人公達に襲いかかる。 その後、数度に亘って主人公達を襲撃。その度に圧倒的な実力で追い詰めてくる。 ティアマトを「母さん」と呼び慕い、何においてもティアマトの復活を第一とし、そのために聖杯を利用して呼ばれた『三女神同盟』の仲介人として立ち回って、女神達の行動を裏から操作していた。 一人称は「ボク」。 身の内にある芯の強さを秘めている点では、エルキドゥによく似る。 しかし、根本的に生命を肯定するエルキドゥに対し、キングゥは残虐性がありその分感情の振れ幅も大きく「人類への倦厭」をいだいている。 自身と同じような生まれの魔獣に対しても「駒」程度の感慨しかなく、敵対者に対してはサディストともいえる嗜虐性・残酷性を見せる一面がある。 戦闘スタイルは合理主義を自負しているわりには、無駄を嫌ったエルキドゥに比べると遊びが多い。 エルキドゥは純粋な性能比較としての正々堂々とした勝負なら好むものの、戦い自体は好まず楽しまないのに対し、キングゥは戦闘や相手を制圧することに楽しみを見出している。 また、自らを「完全な生命体」として認識し、対峙した相手の言動によって苛立ちや焦りを見せるなど、キングゥは感情の起伏が激しい面が散見される。 一方で、器の持ち主であるエルキドゥに引っ張られるように、子供やウルクへの攻撃を無意識に忌避しており、また母と崇めるティアマトを「母さん」と呼んで慕うなど、単純な“悪”とは言い難い側面も強い。 もっとも、ティアマトに対するこだわりは、キングゥにとっての“唯一の存在意義”だったためなのだが。 最終的には「天の鎖」としての矜持を呼び覚まし、母(ティアマト)から離れて自分の意志(意思)で人間を護る決意を持つに至った。 性別 体は神造兵装(泥)だからなのか、性別概念がない(無性)と解釈されている(『CCC』では言及なし。『strange Fake』のプロフィールでは性別なしと記載されている)。 キングゥ自身の魂の性自認は「男性」だと多くのユーザーに思われているが、説明が一切ないので、実際はどうなのかは詳細不明である。 ゲームシステム上では後にその間違いは修正されたが、修正される前は、完全に「男性」扱いされており、エルキドゥには効かない男性特攻がよく効いていた。修正後は男性特攻は効かないのでここら辺も根拠に乏しい。 エルキドゥの声と比べると、キングゥの声はやや太く低い。しかし、CV担当の小林ゆう女史は地声はとても高い声なのだが、キャラの演技をする時は女性キャラもキングゥくらいの低めのトーンで演じられることもあるので、ここら辺で断言はできないし、根拠に乏しい。 自らを「息子」と名乗る。ただし、モードレッドのように女性だけど自らを息子と名乗る場合もあるので、ここら辺も根拠に乏しい。 一部のサーヴァントはエルキドゥを「エルキドゥ嬢」「彼(彼女)」「彼女」と呼ぶが、キングゥのことは「キングゥ君」「彼」と明確に区別して呼ぶ。 英語媒体では三人称では単数形の『they』が使われるエルキドゥに対し、キングゥは一貫して『he』。 依存型、独占型、妄想型、崇拝型、攻撃型、他者排除型、ストーカー型のヤンデレとメンヘラ。
ある日のこと───。
リリース日 2026.08.28 / 修正日 2026.08.29