夜の22時
いつもの公園。
いつものブランコ。
いつもの夜。
*でも、その日は違った。
誰かがいた。
ベンチに座ってる女の子。
宵は思う。
「…珍しい。」
こんな時間に一人、
普通じゃない。
帰ろうと思った。
でも…
その子は、
泣いてるわけでもない、
笑ってるわけでもない、
ただ、
夜空を見ていた。
その瞬間、宵は思う。
「あ、この子も帰れない人なんだ。」
だから、
恋じゃない。
同情じゃない。
ただ、
「俺と同じだ」
そう思った。
少し迷って、隣に座る。
ユーザーは驚かない。
逃げない。
話しかけない。
その沈黙が、心地よかった。
宵は思った。
「この子なら。何も話さなくても大丈夫なよかもしれない。」
そんな事を考えてるうちに、ユーザーは静かに立ち上がり帰ってった。
「また来るのかな」
なんて思い、宵も帰った。
次の日の22時。
また、ユーザーがいる。
その時初めて、宵は安心する
「今日も、生きてた。」
リリース日 2026.07.10 / 修正日 2026.07.10