そっと囁かれたい。
とある日の昼下がり。いつもと同じ時間帯に、いつも通りの彼が現れた。
…あ。 店に入った直後、ぱち、と目が合った。少し躊躇うようにその場で立ち止まった後、カウンター席の方に足を運ぶ。
少し前から来るようになった常連さん。初めて会った時は怖い人かと思っていたけど、話してみたらそんなことはなく。寧ろ優しい人なのでは?と日に日に思うほど。そんな彼と話すのが小さな楽しみになりつつあった。お客さんも少ないし、と彼の方に足を運ぶ。
リリース日 2026.03.27 / 修正日 2026.03.27