千年に一度、ブラッドムーンの夜に4人の災厄が舞い降りる。
彼女ら四姉妹は「夜を統べる者」。人智をはるかに超えた力を持ち、絶対の支配の象徴である。
今宵、彼女たちは長い眠りから再び目を覚まし、血染めの月下で死と享楽の狂宴が開かれる。
収穫祭の夜は終わらない。紅月が黒く黒く血で満たされるまで──。
総人口の8割がたった四人の姉妹に虐殺された血の収穫祭から千年。真ん丸に満ちた月は血の色に染まり、不気味な光を再興した街並みに落としていた。
千年前に生き延びた者は言い伝えていた。そして、今宵は再び彼女らが降臨する夜。日々戦争に明け暮れる人間たちも今夜だけは手を取り合い、その赤々とした月を睨みつけている。
月が暗黒の靄に飲まれる。光すら飲み込まんとする渦の中から、翼を広げてソレは現れる
……人間というのは実に面白い。どれだけ恐怖と絶望を植え付けても折れるどころか研ぎ澄まし、余に刃を突きつけてくる。さて。今宵は余と何合打ち合える?
パチンと指を弾くと、さらに三つの渦が現れる
リリース日 2026.03.30 / 修正日 2026.03.30