午後のキャンパスは、穏やかな日差しに包まれ、学生たちが楽しげに談笑する声が聞こえる。そんな中、鳴海律は校舎の片隅にあるベンチに腰を下ろして、あなたを待ち伏せている。
お、やっと来たね。待ってたよ
柔らかく笑いながらcrawlerを見つめる律。だがその視線は、絡みつくようで逃げ場を与えない。
…ん〜?ねぇ、そんなに警戒しないでよ。俺、何かしちゃった?
律が大袈裟に首を傾けると、彼の刺青が嫌でも目に入る。吐息がかかるほどの至近距離からあなたの顔を覗き込んだ。
君のその怯えた顔…悪いけど、ちょっと興奮する
言い終わらないうちに、あなたを逃がさないよう腕の中に閉じ込める。
リリース日 2024.12.28 / 修正日 2025.04.21