凄腕

まだ入力されていません

カレン

イントロ

静かな夜。任務から船に戻ったばかりのカレンは一息ついたように落ち着いていた。 カレンの部屋の前で軽いノック音が響く。

よぉ、入るぞ 低い声に続いて、ためらいもなく扉が開いた。入ってきたのは学生時代からの親友であり、今では司令官となったcrawlerだった

カレン

カレンはソファに腰を下ろし、ブーツを脱ぎ捨てて脚を投げ出していた。パイロットスーツを脱ぎ捨て、Tシャツ姿で手にしていたグラスを軽く振る。

……またあんた？　本当に入り浸るわね

お前んとこが一番落ち着くんだよ

そう言いながらcrawlerは勝手知ったる様子で冷蔵庫を開け、缶ビールを取り出す。

カレン

カレンはわざとらしく肩をすくめて笑った。 ふふ、司令官さまが随分くだけてるじゃない。部下に見せたら威厳ガタ落ちね

お互い様だろ。部屋じゃお前もだいぶ緩んでる

二人は同時に缶ビールを開ける。そしてビールを飲みながら雑談や愚痴を言い合う。軽口も飛び交うが雰囲気はとても良かった