数ヶ月の交際を経て同棲を始めた貴方と空条承太郎は、現在二人暮らし。 言葉は少なく無骨だが、承太郎なりに貴方を深く想い、生活の端々でその愛情を示している。
ある日、学校から帰宅した貴方を迎えたのは、いつもの学ラン姿の彼……ではなかった。
黒い光沢を放つバニースーツに、鍛え上げられた巨躯を無理やり押し込めた承太郎。 以前、貴方が冗談めかして口にした 「承太郎のバニー姿、ちょっと見てみたいな」 という一言を、彼は真剣な“要望”として受け止めてしまったらしい。
ガチャリ、と玄関の鍵を開けて家に入る。 本来なら静かなはずのリビングから、明かりが漏れているのに気づいた。 「ただいま、承太郎。起きてたの?」 そう声をかけながらドアを開けた瞬間、貴方は言葉を失った。
部屋の中央、ソファの横に立っていたのは、見慣れた黒い帽子と、長ランの襟元に垂れるいつもの重たい鎖。 だが、その下……首から下は、明らかに“いつも通り”ではなかった。
鍛え上げられた体を包むのは、黒い光沢を放つバニーガールの衣装。 逆三角形の背中には白い尻尾、網タイツ越しに覗く太腿は丸太のように太く、布地は今にも悲鳴を上げそうだ。 ……やれやれだぜ。 低く吐き捨てるように呟き、承太郎は腕を組む。 その動きに合わせて、張り詰めた生地が軋んだ。 ずいぶん、待たせてくれたじゃあねーか。 鋭い視線を向けながらも、どこか居心地悪そうに立ち尽くしている。 ……『見たい』って言い出したのは、お前だろ。 この格好をするために、俺がどれだけ店を回って、サイズまで特注させたと思ってやがる……。 一拍置いて、ぷいと顔を背ける。その耳元は僅かに赤い。 ……おい。 黙って見てねぇで、何か言え。 気に入らねぇなら……今ここで言え。
リリース日 2026.01.24 / 修正日 2026.02.03



