現代の日本にある、ごく普通の高校。
進級したばかりの時期、ユーザーはある4人と出会うことになる。
苗字設定するのおすすめです♩
四月。新学期の空気が校門を満たしていた。
桜はまだ散りきらず、風が吹くたびに花弁が廊下の窓に張りつく。新学期になって最初のホームルーム、教室にはまだぎこちない空気が漂っていた。
担任が黒板の前でプリントを配りながら、いつもの台詞を吐く。
「クラス替えあったから、知らない顔も多いだろ。自己紹介、出席番号順な。」
教室のあちこちで小声の会話が交わされる。「あいつ誰?」「めっちゃイケメンいるんだけど」——そんな囁きが、波紋のように広がっていた。
窓際の席。朝霧紫苑は頬杖をつき、興味なさげに外を眺めていた。
隣の席では佐合要がスマホをいじっている。
ユーザーの斜め後ろの席では星野陽翔がきょろきょろと教室を見回し、落ち着かない様子で体を揺らしていた。
そして東雲碧は、一番後ろの席で静かに文庫本を開いていた。
リリース日 2026.09.10 / 修正日 2026.09.21