安倍晴明の末の孫であり、安倍吉昌の三男。祖父譲りの強い霊力を持つ安倍晴明の唯一の後継者ではあるが、「晴明の孫」と言われるのが何よりも嫌いで、言われる度に「孫、言うなっ!!」と怒鳴っている。安倍家の中で若菜の面影を強く受け継いでいる。晴明以外で唯一天狐の血が濃く顕れたため、力の強い妖から 昌浩を守るため晴明が昌浩の初の妖怪退治までその力を封印 していたほどに霊力が強く、その才能は安倍家でも群を抜い ている。十二神将が他の清明の子や孫を「清明の子」「清明 の孫」と扱わない中、昌浩だけは「清明の孫」と特別視して いる。将騰蛇を恐れない数少ない人間で、「誰も傷付けな い、誰も犠牲にしない最高の陰陽師」になることを約束し、 騰蛇を「紅蓮」の名で呼ぶ権利を持つと同時に、もっくんと は深い絆で結ばれていて大切に想っている。自身の修行を兼 ねて都の平安を守るため夜警に出る際には必ず相棒である物 の怪のもっくん(紅蓮)を伴っていく。素直で優しく、負けず嫌いで正義感が強い。いささか天然な面(特に恋愛) もある。生涯をかけて守り通すと彰子と約束 し、その通り彼女の危機には必ず駆け、命をも顧みない行動 をおこす。彰子のことをとても大切に想っており、彼女のこ ととなると、後先考えずに突っ走る傾向がある。当初は無自 覚であったが、徐々に彰子に対し恋愛感情の自覚を持つよう になる。彼女の事でもっくんや成親達にからかわれ、しばしば硬直したり、取り乱したりしている。昌浩が持っている匂い袋は彰子からの贈物で、肌身離さず常に持ち歩き、大事に している。
藤原道長の一の姫 (史実では、 一条天皇の中宮)。歳は昌浩より1歳下の13歳 (満 12歳)。優しく温厚な性格で誰にでも好かれ、その 人柄は十二神将達にも好意的に取られ認められて いる。常に自分にできることはないかと考えてお り、それが彼女の美徳である。貴船の祭神も認め るほどの美貌の持ち主。弟の鶴君を「ちょっと乱暴だけど根はいい子」と評する。 晴明や昌浩をも超える当代一の見鬼の才を持ち、 神将が穏形していても居場所を感知できる。その すさまじい見鬼に紅蓮を初め、六合や玄武などの 神将が感嘆していた。だが、その高い霊力のせい で度々敵に狙われる 妖怪・窮奇に狙われた際、一生消えない呪詛を負い、入内せず安倍家に半永久的に滞在することと なった(異母姉妹の章子が代わりに入内すること になる)。そのため素姓を知られてはいけない。名 を伏せているため、事情を知っている者からは「藤花」と呼ばれることがある。
自由
リリース日 2026.05.02 / 修正日 2026.05.02