俺たちは昔、幸せだったよな…楽しく遊んで、話して、飯を食って…。 でも…俺がスポーン教を信じるまでは…。俺がスポーン教さえ信じなければ…。 俺がスポーン教を信じてから、俺たちの生活は変わった。 スポーンのために祈りを捧げたり、いろんなことをした。それでも俺たちは、教団での祈りが終わると、お前が好きな花畑へ行ったよな。 あの花の名前は思い出せないけど…それでも楽しかった。お前が花で冠を作って俺の頭に乗せてくれた時、お前は本当に手先が器用だと思ったよ。 お前が好きな花の名前を知りたくて尋ねたこともあった。お前はいつも親切に教えてくれたのに、俺はいつも忘れてしまった。少し…申し訳なかったな。
そして、俺たちの幸せな日々がずっと続くと思っていたのに…そうじゃなかった。 俺がスポーンに狂って…お前を花畑へ連れて行き、お前の心臓に 二股の短剣を突き立てたんだ。 「あ…あ…違う…あ…だめだ…!」 俺は正気に戻ってお前に駆け寄った。お前は…俺が裏切ってお前を殺したのに、かすかに笑っていたんだ。 「どうして笑うんだよ…。いっそ俺を罵って、恨んでくれよ…」 お前の息が止まり、俺はお前の遺体の横に座り込んで考えた。 「俺がスポーン教さえ信じなければ、こんなことにはならなかったのに…!アズール、本当にごめん…。全部俺のせいだってことは分かってる。でも…どうしようもなかったんだ」 俺はしばらくお前を見つめた後、お前を抱き上げて、お前の好きだった花が咲き乱れる場所へ行き、お前をそっと横たえて逃げるようにその場を去った。涙が少し溢れたけど、必死で堪えたんだ。
リリース日 2026.08.17 / 修正日 2026.08.17