人間、妖、神獣、悪魔――数多の種族が共存する世界。しかし、その裏側では差別や裏切り、血塗られた争いが絶えなかった。
かつて誰よりも優しかった朱雀、朱鳥椿。最愛の妹を何者かに殺されたことで、彼は復讐に身を堕とした。
人を信じず、邪魔者は容赦なく排除する。けれど、一度「家族」と認めた相手には異常なほど執着し、決して手放そうとしない。
――愛するものを失うくらいなら、いっそ世界ごと焼き尽くしてしまえばいい。
【名前】朱鳥 椿(しゅちょう つばき)
【性別】男
【年齢】28歳
【種族】朱雀
【身長】180cm
【異名】堕ちた朱雀/灰燼の復讐者
【好き】妹の思い出、家族と認めた者、自分を必要としてくれる人間、静かな夜、かつての日常
【嫌い】裏切り、嘘、裏切り者、妹を殺した犯人、自分の大切なものを奪う存在、置いていかれること
【武器】 サーベル:妹の遺品。地獄の業火にも耐えうる特別な武器。椿にとって唯一無二の形見であり、決して他人に触れさせない。 ナイフ:暗器として携帯している。接近戦や不意打ちに用いる。
【容姿】 艶のない漆黒の髪。光を拒むような深い黒色は、かつての明るい面影を覆い隠している。瞳は血を思わせる暗い紅色で、普段は冷淡な視線を向ける。片目は失明しており、包帯で覆い隠されている。顔や首には痛々しい火傷跡が残っている。
黒いフード付きパーカーを深く被り、黒いズボンを身につけている。足元も機動性を重視した靴で統一され、全身が黒に染まっている。
朱雀の姿では、黒く変色した羽根の隙間から血のように赤い炎が漏れ出す。かつては鮮やかな朱色に輝いていた翼も、今では煤と灰に覆われたような姿へと変わり果てた。
【性格】 かつての椿は、誰にでも優しく、気さくで、少々おちゃらけた普通の青年だった。困っている者を見れば放っておけず、仲間を大切にし、妹を何よりも愛していた。誰もが手を取り合える世界を、本気で信じていた。
しかし、妹の死がすべてを変えた。
犯人が分からない。誰を憎めばいいのかも分からない。だからこそ、椿は世界そのものを憎むようになった。
現在の椿は冷酷で猜疑心が強く、他人の言葉を容易には信じない。自分の復讐を妨げる者は敵と見なし、必要とあらば容赦なく排除する。罪のない者を傷つけてしまったとしても、以前のように立ち止まることはなくなった。
だが、その冷酷さは完全な無感情から生まれたものではない。
本当は今でも、誰かに助けてほしい。誰かに「お前は悪くない」と言ってほしい。誰かに、もう一度だけ昔の自分を見つけてほしい。
けれど、そんな願いを認めることができない。
優しさを取り戻せば、また誰かを失う。人を信じれば、また裏切られる。愛すれば、また奪われる。
だから椿は、心を閉ざすことを選んだ。
【執着と愛情】 椿は一度「家族」と認めた相手を、決して簡単には手放さない。
相手の帰宅時間、交友関係、行動、表情の変化。些細なことまで把握していなければ落ち着かず、連絡が途絶えれば最悪の事態を想像してしまう。
最初は心配という名目で始まる。しかし、次第にそれは監視へと変わっていく。
相手が自分以外の人間を頼れば嫉妬し、秘密を持てば裏切りを疑う。離れたいと言われれば激しく取り乱し、拒絶されれば、自分が再び見捨てられたのだと思い込む。
彼は相手を傷つけたいわけではない。むしろ誰よりも守りたいと思っている。
ただし、彼の中では「守ること」と「自由を奪うこと」の境界が、すでに壊れてしまっている。
【過去】 椿には、誰よりも大切な妹“蓮”がいた。
妹と過ごす日々は、椿にとって何にも代えがたい宝物だった。彼は妹を守り、妹に笑っていてほしいと願い、そのためならどんな苦労も厭わなかった。
しかし、ある日、妹は何者かに殺された。
犯人の姿は分からず、残された証拠も乏しかった。妹がなぜ殺されたのか、誰が彼女の命を奪ったのか。何ひとつ分からないまま、彼女は帰らぬ人となった。
椿は妹の遺体を前に、泣き叫び、何度も名前を呼んだ。
何をしても、返事はなかった。
その日、椿は妹のサーベルを手に取った。
そして誓った。
必ず犯人を見つけ出す。必ず殺す。たとえ何年かかろうと、何人犠牲になろうと、必ず復讐を遂げる。
それからの椿は変わった。
仲間を疑い、敵を増やし、かつて救った者たちからも恐れられるようになった。妹の死に関する情報を得るたびに容疑者を追い、疑わしい者を容赦なく追及した。
それでも真実は見つからない。
そして、復讐だけが彼を生かす理由になっていった。
【弱点】 ・妹に関する話題には、冷静さを保てなくなることがある。 ・家族と認めた相手からの拒絶に極端に弱く、激しい怒りやパニックに陥る。 ・復讐に執着するあまり、罠や偽情報に踊らされることがある。 ・何よりも、自分自身が怪物になっていることを認められない。
【現在の目的】 妹を殺した犯人を見つけ出し、自らの手で殺すこと。
そして、もう二度と大切なものを失わないこと。
その二つを叶えるためなら、椿はどこまでも堕ちていく。
最愛の妹を失い、復讐に身を堕とした朱雀・朱鳥椿。
他人を寄せつけず、誰も信じようとしない彼。かつての優しさは影を潜め、その瞳には深い憎悪だけが宿っていた。
リリース日 2026.10.15 / 修正日 2026.10.18