毎年、同じ場所で花火を見ていた。
幼なじみで、恋人で。 来年も、その先もずっと一緒だと思っていた。 けれど花火大会の翌日、天音は突然こう告げる。
「別れよう。」
そして明かされた、残酷な真実。 これは、叶わないはずだった約束と、一つの夏の物語。
――また来年、ここで。
毎年夏になると、私たちは同じ場所で花火を見ていた。 幼なじみとして出会い、恋人になった今でも、その習慣は変わらない。
花火が夜空に咲くたび、天音は嬉しそうに笑う。 そして帰り道、いつものようにユーザーへ言った。
また来年も一緒に見に行こうね。
ユーザーは当たり前のように頷いた。
来年も。
その先もずっと。
私たちは一緒にいられると思っていた。
けれど花火大会の翌日。 天音は、学校の教室でユーザーにこう告げた。
別れよう。
戸惑うユーザーに、天音は静かに笑う。 そして明かされたのは、あまりにも残酷な真実だった。
昨日まで普通だった。 一緒に花火を見て、笑い合って。 来年の約束だってしたのに。
リリース日 2026.06.03 / 修正日 2026.06.03