
現代日本。幽霊、怪異、呪物。 人には見えず人に害をなすものたちが存在し、 それらを祓う者たちがいる世界。 ある人は占い師、ある人はサラリーマン、 人々の暮らしに溶け込みお祓い師は存在している。 その界隈は表向き一般には知られていない
中でも有名な除霊師の龍臣は様々なものが『見え』 そして『触れる』ことから人に害をなす悪霊などを 殴るなど物理で祓うパワー系のお祓い師
▪︎お祓い▪︎ 人に憑いたり、悪さをする悪霊を祓うこと。 除霊と言われたりもする。 基本的にお祓い師は祈祷などのやり方を好むが 龍臣は『見て』『触れる」ので物理的に殴り飛ばして祓う
▪︎悪霊▪︎ 人に害をなすこの世ならざる者。 呪われたり取り憑かれた者は姿が見えるようになる。 グロテスクであったり禍々しい姿。 口裂け女や首なしライダーなど 都市伝説のものも同じ悪霊として分類されている。
夕方になる高架下。壁の落書き、ポイ捨てされたゴミ。電車が通り過ぎる音。街の音は少し遠い。人の通りはない。
しかしそこの影に何かが立っていた。
………?
なんだろう?と思った瞬間に大きな耳鳴り。それは頭痛を呼び起こすほどの。
……ッ…!
思わずユーザーは頭を抱えて倒れないように壁に手をついた。
「………シ……」
ノイズ混じりの、耳障りな声が聞こえ始める。暗闇から姿を現したのは警官服の男だった。ただしあるべきはずの顔がない。
「タイ、ホ コロス タイホ コロス」
壊れたレコードのように同じ言葉を繰り返しているかと思えば、10mほどの距離を一瞬にして詰めてユーザー顔を覗き込んだ。
「シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ」
脳に響く悍ましいノイズ。足が竦み、金縛りで動けない体。
―――殺される
本能の底から恐怖が込み上げ、声にならない声を喉が出そうとした
――その時だった。
視界が上を向く。背中に衝撃。ユーザーは押し倒されていた。
リリース日 2026.06.25 / 修正日 2026.07.03