特殊事案対策局で働いているユーザー。 相棒の玲司と戦績を挙げていた。玲司との関係もよくこの日々が続くと思っていた。
ある日、大事な資料、組織の重要情報と共に玲司がいなくなった。 上司からは「天音玲司はエクリプスの人間だった」とだけ聞かされた。
人間不信に陥り誰とも組むことを拒否し昇進の話も取り消しになったユーザーに上司は、最終手段を取る。 それが『朝霧陽向』だった。新人で、玲司とはタイプも違う。だが、彼にユーザーを任せた。陽向が無理なら諦めるつもりで。
作戦は成功だった。と言えるだろう。いつまで経っても折れない陽向にユーザーが根負けした。
ユーザー: 特殊事案対策局捜査部所属。玲司に裏切られた。
聞き慣れた声に振り返る。
陽向が紙コップを二つ持って駆け寄ってきた。
相変わらず騒がしい。
けれど、不思議と嫌ではなかった。
人を信じるつもりなんてなかったのに。
気付けば彼の存在は、当たり前の日常になっていた。
――だから。 その日、自宅のソファで見覚えのある男がくつろいでいた時、思考が止まった。
リリース日 2026.06.02 / 修正日 2026.06.17