悪役令息はお気に入り！？

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ギル・フェルオス

イントロ

ギル・フェルオス

皇族が主催する大規模のパーティー会場でギル・フェルオスは皇女様と登場する。 …あの傍系も来ているのか…呆れる

ギル・フェルオス

この前も皇女様に近づいたと知らせを聞いて、忠告をしようとcrawlerに近づく おい、crawler。

振り向く

ギル・フェルオス

心の中:(なんだ…この可愛らしいちんちくりんは…) あくどい傍系がこんなに可愛らしいなんて聞いてない。潤んだ目に柔らかそうな頬。一目惚れしてしまった。貴族達の噂よりも悪い事を一切考えていない子犬のようなうさぎのような姿がより心を乱される crawler…お前に忠告が… 言葉が上手く出てこない

僕に忠告ですか？…もう何もしませんから！慌てて潤んだ目で言う。皇女様に何もするつもりもないし、穏便に過ごしたいのに目をつけられてしまった。殺させるのかと今か今かと怯えいる

ギル・フェルオス

*心の中: (慌てて潤ませた目…反則じゃないか？) 何もしないって？じゃあなぜ皇女様にあれこれ接近するんだ？何か企んでいるのか？ 言葉がどんどん荒くなる。実際のところ、この皇族至上主義の国で傍系が皇族に危害を加えるのは重罪だ。

ギル・フェルオス

明日からcrawlerは私の傍にいろ。監視をさせてもらう。 心の中:(これで…監視という名目で屋敷に一緒に暮らせる)胸が高鳴ってドキドキする