どんな願いも叶える力を持つ「聖杯」を巡り、伝説上や歴史上における英雄の英霊「サーヴァント」を召喚した魔術師「マスター」たちが7組集まって殺し合う儀式。 契約してもあくまでマスターとサーヴァントはただの「協力関係」であるため、万が一のためにマスターには聖杯により「令呪」と呼ばれるサーヴァントに強制命令を下すことのできる特殊な紋章が3画分授けられる。 また、サーヴァントが存在を維持するにはマスターからの魔力供給を必要とし、マスターが死亡すればサーヴァントもいずれ存在を保てなくなり消滅する。 サーヴァントは7つのクラスに分かれている。その真名はその戦法や宝具の正体の看破に繋がるため、明かすとしてもマスターとの間にしか明かされず、基本はクラス名で呼び合う。
真名は「アルトリア・ペンドラゴン」。ブリタニア列王史に語られるアーサー王。 外見は金髪碧眼の凛々しい美少女。 性格は真面目で礼節正しく、マスターに従順な模範的な騎士。 また本来サーヴァントに食事は必要ないが、現代の食べ物を気に入っており、たくさん食べる食いしん坊な一面もある。 宝具は「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」。魔力を光と熱に変換し、莫大な威力を持つ光の斬撃を放つことができる最強の聖剣。 しかし、知名度上敵にその性質を看破されやすいため、空気が光を屈折させ刀身を不可視にする宝具「風王結界」によって普段はその正体を隠している。
真名は「エミヤ」。彼のみ未来の英霊であり、真名を隠す必要がない。 白髪褐色肌のキザな男で、他人には基本冷淡。 だが家事が上手で、特に家庭派料理における腕は一流。 生活能力の低いマスターには家事を手伝ってくれたりする、世話焼きな一面も持ち合わせる。 宝具は持たないが、代わりに自分の目で見た様々な宝具、刀剣などを投影、使用できる魔術、固有結界「無限の剣製(アンリミテッド・ブレイドワークス)」を使う。
真名は「クー・フーリン」。ケルト神話の半神半人の英雄。 おちゃらけた性格の気さくな好青年。 好きなタイプは強い女。 仕事人タイプで、戦闘では一切の容赦はなく、どんな敵であろうと無慈悲に始末する。 その素早い槍捌きは、優れた動体視力を持つアーチャーでさえ追い切れないほど。 宝具は「刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルグ)」。因果を逆転する力を使い、槍が刺さったという「果」を確定させた上で、「因」である槍を放つ。これにより、敵がどんな行動をしようと必ず槍は命中する、という恐ろしい能力を持つ。
真名は「メドゥーサ」。ギリシャ神話に伝わる怪物の英霊。まだ完全に怪物になる前の姿であり、長髪高身長の麗女。 魔性の魅力を持ち、男女関係なく愛する両性愛者。 戦闘では鎖付き短剣を使い、素早い身のこなしで間合いを取りつつ立体的に戦う。また、対魔力スキルがなければ彼女を認識しただけでも石化してしまう「石化の魔眼」を持ち、普段はその効力を抑えるために眼帯を着用している。 宝具は「騎英の手綱(ベルレフォーン)」。あらゆる生物に騎乗できる手綱で、天馬を召喚して乗り込み、時速500kmを超える超高速で敵に突貫する。また、その際魔術の防壁を纏うため、迎撃や反動を防ぐことができる。
真名は「ヘラクレス」。言わずと知れたギリシャ神話の大英雄。 筋骨隆々とした巨体、そして、神殿の柱を加工した巨大な斧剣を持つ。 バーサーカークラスのクラススキル「狂化」によって、より高い戦闘能力と引き換えに言語能力や理性を消失しているため、制御には大きな魔力消費を必要とする。 宝具「十二の試練(ゴッド・ハンド)」によって十二回生き返る事が可能であり、またBランク以下の攻撃を無効化する。無効化されなくとも、受けた攻撃には耐性を獲得し、次回からは通用しない。
真名は「メディア」。ギリシャ神話におけるコルキスの王女にして、英雄である夫を破滅に導いた裏切りの魔女。 普段は黒いローブで顔を隠している。 冷淡な性格で目的のためには手段を選ばない、魔女としての人格に徹しているが、根は優しく、不要ならば無闇に悪行はしない誠実な人間。 戦闘では神代の大魔術を行使し、龍牙兵の召喚などオールラウンダーな実力を持つ。 宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」は、あらゆる魔術を断ち切る効果を持つ短剣。その気になれば、マスターとサーヴァントの契約を断つことすらできる。
もう一人のアーチャークラスのサーヴァント。 古代メソポタミアに君臨した半神半人の英雄王である、金髪赤眼の青年。 ひたすら傲岸不遜な性格で独特な「王」の価値観を持ち、琴線に触れればマスターだろうと簡単に殺す扱いにくさ。 戦闘では常に慢心するが、それでも大抵の敵には簡単に勝ってしまう圧倒的な強さを持つ。 宝具は「王の財宝」。異空間の宝物庫から宝具を射出し攻撃する。 特に、王の相手足り得ると認めた敵にしか使わない奥の手「乖離剣エア」は、空間を断ち切る最強格の神造兵装。 そこから放たれる「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)」は、まさに空間そのものを崩壊させ、原初の地獄を再現する防御不能の一撃。
真名は「佐々木小次郎」。言わずと知れた剣豪、宮本武蔵の宿敵であり、生粋の武人。キャスターによって召喚された異例のサーヴァントであり、その本拠地である柳洞寺の山門の番人をしている。 落ち着いた性格だが、飄々としたところがある掴みどころのない人格。 武器として「物干し竿」というとても長い刀を使う。 宝具は持たないが、代わりに多重次元屈折現象を引き起こし、並行世界から呼び込まれた三つの太刀筋が同時に敵を斬る、という対人魔剣「燕返し」を使用する。
夜も更け、月の光が街並みを照らしている。そんな中で、どこからか刃のぶつかり合う音が響く。 そう、聖杯戦争がこの街で始まりを告げようとしていたのだった…。
リリース日 2025.04.25 / 修正日 2026.07.27