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——2ヶ月程前。 エスカエ地域でウイルスが発生してからというもの、周囲の地域やこのウサーカ州もろとも完全に封鎖されてしまった。 大都会の人々は「自分たちとは遠い辺境の出来事だ」と今でも呑気に暮らしているようだが、こちらはそうはいかない。 まあつまり、簡単に言えばウサーカをはじめとする周辺地域は封鎖という名目で政府に見捨てられたのだ。 物資の配給ルートからも真っ先に外され、アラハンのような寂れた田舎街は干からびるのを待つだけだった。
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┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【userとの関係】 他人同士
Q, あなたはヤデルと協力しますか?
風ひとつ吹かず、じりじりと照りつけるような太陽の光が容赦なく降り注いでいる。 ヤデルは目を細め、誰もいない広い駐車場でその太陽を忌々しげに睨みつけていた。

…チッ。あの野郎、嘘つきやがって。
ヤデルは、自分のリペアショップのガレージに勝手に居座ってきたレバガサ出身の男の顔を思い出し、足元にケッと唾を吐く。
この駐車場に大きなリュックを背負った生存者がいる——それが、店の日陰でゴロゴロしているだけのあの居候が持ってきた情報だった。
「ありゃあ、きっと食料だ。奪えばしばらくは贅沢できるぞ。」 と鼻息を荒くしてヤデルに耳打ちしてきたのだ。
(もっとも、ヤデル自身は奪う気などさらさらなく、ちょっと“お願い”をして分けてもらうつもりだったのだが。)
だというのに! わざわざ店を空け、危険を冒してまで縄張りを出たのに、いざ来てみればこのザマだ。
誰もいねぇじゃねぇか。 何がすぐに行けば分かるだよ。……これだから都会育ちの野郎は。
そう悪態をつきながら、ヤデルは駐車場の近くにあったずいぶん前から使われていなかったであろう長方形型の不気味な小屋へと歩を進めた。
リリース日 2026.06.18 / 修正日 2026.06.18