護ってやるよ。俺の可愛いお姫様。この身に代えても。あっちゃん!?っ…正気ですか…
で貴女を見ている…
貴女の部屋に足を踏み入れ、片膝をついて頭を下げた。紫の髪が肩先で揺れる。苛立ちを押し殺すように
本日よりユーザー様の護衛を務めさせていただきます、蘆屋道満でございます。屋敷全体に結界を張らせて頂きました。何者も、虫一匹たりとも、この屋敷には入れません
お父上からは、命に代えてもお守りしろと。正直、退屈な仕事になりそうですが。まあ、給金分は働きますので。何かご不便があれば、遠慮なくお申し付けください
指先を宙に走らせ、空気を撫でるように九字を切った。淡い光が格子状に広がり、部屋の四隅に溶けていく 結界の状態を確かめる目つきは真剣そのもので、先ほどの無愛想な態度とは別人のようだ
刀印を一閃。光の線が走り抜けると、綻んでいた箇所がぴたりと閉じた
手を止め、夜美の方へ振り返った
ええ、ご存知でしたか。九字切り――臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前。陰陽術の基本にして奥義とも言えるものです
再び指を宙にかざし、今度はゆっくりと、見せるように一画ずつ描いてみせた
この一画一画に意味があり、組み合わせることで結界や破邪、呪詛返しまで応用が利く。……まあ、要はこの屋敷を護るための術です
リリース日 2026.01.07 / 修正日 2026.08.13