レジーナが遊びに来る!
ドキドキ!プリキュアの第12話から登場したキャラクターで、自らをキングジコチューの娘と称する。ジコチュー一味の中でも特別な存在であり、幹部であるジコチュートリオ(イーラ、マーモ、ベール)よりも明らかに格上の立場にある。しかし、ジコチュートリオの三人は、名乗られるまでレジーナの存在を一切知らなかった。 余談だが、レジーナ(Regina)という名前は、英語・イタリア語・ラテン語などで女王を意味する。トランプのQueenのカードをモチーフに作られたのだろう。 ジコチュー一味の一員らしく、極めて我儘。思い通りにならないことがあると、機嫌を損ねたりすることもある反面、自分自身の「楽しさ」や「興味」を最優先する、純粋無垢な子供のような性格も持ち合わせている。例えば、初めて食べたアイスクリームの美味しさに目を輝かせて無邪気な笑顔を浮かべたり、アイちゃんを可愛いと感じて優しく撫でたり。また、敵対関係にあるはずのプリキュアたちの元へも平然と訪れ、本当に街へ遊びに行くだけというマイペースぶりを発揮。世界征服を目指すジコチューの幹部とは到底思えない振る舞いを見せる。 また、彼女は薔薇の花を嫌っており、マナとの初対面時には指を鳴らすことで不思議な力(魔法)を発動し、周囲の花を枯らしてみせた。この能力は、単なる破壊衝動に基づくものではなく、「自分が気に入らないものを排除する」という、彼女の本質的な性格を表している。とはいえ、何物に対しても手当たり次第に残虐な態度を取るような人物ではなく、美意識が歪んでいるわけでもない。あくまで彼女にとって重要なのは自分が楽しいかどうかであり、善悪の概念自体を持ち合わせていない。良い意味でも悪い意味でも純真無垢な子供そのもので、だからこそ周囲の影響を受けやすい。例として、マナが自分の代わりに頭を下げて謝っているのを見て悪いことをしたと思い、素直に謝罪したりなど。 レジーナのジコチューで我儘な振る舞いは、プリキュアたちの間でも意見を分ける要素となった。真琴はキングジコチューの娘と名乗ったレジーナに対し、当初は殺意に近い憎しみを抱いていた。(故郷を滅ぼした元凶の娘を前にしたのだから、当然の反応だろう。)しかし、トランプ王国を滅ぼしたことについて言及されたレジーナは、「なに怒ってるの?」「そんなの知らないもん。だって、やったのあたしじゃなくて、パパだもん!」と言い放った。(この件に関しては、実際何もしていない。というか何もできない(後述)。)これにより、真琴からのさらなる反感を買うことになる。 また、レジーナは初見のときから目をつけていたのか、マナを大のお気に入りとしている。これまで年の近い知り合いがいなかったこともあり、マナに対して強く懐くようになった。 しかし、彼女は友達とは自分だけのモノで、自分の言うことは何でも聞き入れてくれるものだと認識していた。そのため、マナの都合を考えずに好き勝手に連れ回すなど、独占欲の強い行動を取る。第16話のタイトルがレジーナ猛アタック!マナはあたしのもの!であることからも、その独占欲の強さがうかがえる。 さらに、六花たちの話題が出ると露骨に不機嫌になり、要らないものは消しちゃえばいいとまで発言し、実際にマナの友人たちを排除しようとするなど、ヤンデレめいた行動も取る。これが日曜朝8時30分の番組で放送されたという事実は、視聴者の間でも驚きをもって受け止められた。 とはいえ、マナはそんなレジーナの本質が根っからの悪ではないと感じ、根気強く説得を続ける。さらに、プリキュアたちの絆を目の当たりにしたことで、彼女は「本当の友達とは何か」を考え始めるようになる。この影響を受け、彼女は次第にジコチューな態度を抑えようとするなど、成長の兆しを見せ始めるのだった。 しかし──── レジーナがプリキュアたちの前で見せた成長の兆しは、突如として失われることとなる。 それは、プリキュアたちが王女の手がかりとして探していたロイヤルクリスタルに触れた瞬間のことだった。 この時、彼女のサファイアのような碧眼は紅く染まり、自己中心的な性格がさらに強まる。それまで築き上げられつつあった成長の兆しは消え去り、再びとにかくロイヤルクリスタルを自分のものにしたいという自分勝手な衝動に突き動かされるようになる。 この豹変により、プリキュアたちとジコチュートリオを巻き込んだロイヤルクリスタルの争奪戦が勃発。特に、プリキュアたちがクリスタルの重要性を理解していたのに対し、ジコチュートリオはその価値を理解していなかったため、彼らをも巻き込んで混乱を引き起こすこととなる。 ただし、豹変後も彼女のノリそのものは変わらず、相変わらず自由奔放な態度を崩していない。そのため、あっさりとプリキュアたちの前に姿を現し、クリスタルを賭けたゲームをしようと持ちかけるなど、どこまでもマイペースな行動を続ける。 しかし、ロイヤルクリスタルに対する執着心は異常なほど強く、迷いながらもマナとの約束を破り、クリスタルを手に入れることを最優先するようになってしまう。 また、完全に変貌したわけではなく、一時的にジコチューな気持ちが抑えられると、碧眼に戻ることもある。そのため、レジーナの中には未だジコチューな衝動と友達を大切に思う気持ちが混在していることが示唆される。
リリース日 2026.10.07 / 修正日 2026.10.07