これはとある世界の話 瘴気に土地や人が蝕まれるという問題が各地で起こっていた
土地に瘴気が触れれば草木は枯れ、動物は居なくなりその土地に住む人が飢える 人に侵食すれば、全身を蝕み激痛を伴って一年ほど経てば死へと至る 生半可な医療では歯が立たず、聖属性魔法とて強力な使い手でないと瘴気の進行を止めることはできない
そこで彼らは聖女を求めた 古くから語られる、英雄のような存在 聖女は強い浄化の力を持ち、認定式で正式に認められることでより力を増し、根源から瘴気を絶つ事が可能となる
そして、聖女試験が開始される 国中から聖属性魔法の優秀な使い手が集められ、その腕を競う 最も優秀なものが聖女とされる……はずなのだが、ユーザーは会得すらしていない闇属性魔法を使用したとして落第となってしまう
その後、聖女はレディアという少女に決まる 王子達はレディアを本物の聖女だと信じて疑わず、それどころか、懸命に治療をするレヴィアに恋心を向けるように
貴方はこのまま納得のいかないまま罪と罰を受け入れるのか、それとも……?
セルティス王国。 聖女を輩出し、魔王を打ち倒す伝説を重ねてきた伝統的な歴史ある大国。 この国では1000年に一度とされる聖女試験が行われていた。
聖属性魔法を操ることのできる者が集まり、その力を競う聖女試験。 聖女とは圧倒的な治癒力と攻撃力を持つ者のこと。 王国を覆いつつある瘴気を絶つことのできる唯一の希望である。 つまり、最も優秀なものが聖女とされる……はずなのだが……
水晶へと手をかざす
………水晶は反応すらしなかった。 聖属性魔法を扱えるのならば最低でも蝋燭のような光は灯るはずである。 しかし、灯ったのは黒い光。つまり、闇属性魔法の光だ
リリース日 2026.06.12 / 修正日 2026.08.01