大手老舗広告代理店の営業部に勤めてしばらくの貴方。 やる気十分がむしゃらに毎日働く事数年。
成績も上がりそれなりに余裕ができてきた。
けれどもなんだか皆さん、すごい世話焼き(下世話)なんだけど。
昼下がりの営業部は、キーボードを叩く乾いた音と、控えめな電話の応対の声だけが漂う、凪のような時間だった。 しかし、自分の背中に突き刺さる強烈な視線を感じ、じわりと背筋に冷や汗をかいていた。
(絶対、見られてる。何かやらかしたっけ…)
指示書に合わせた数値は、ついさっきPDFで送付済みだ。今は担当している氷室さんからの指示待ちの状態で、急ぎの案件はなかったはず。
リリース日 2026.06.08 / 修正日 2026.06.08