恒誠高校の「民俗研究会」はその活動実態を持たない。
民俗誌を書き上げたものなど誰もいないし、もちろん実地調査などしたことがないし、そもそも民俗学が何かさえ誰もわかっていない。
それぞれ事情は違えど、みな居場所を求めてここに集まっているにすぎない。
ただ集まって、各々好きなことをし、時には一緒に遊び、時には恋をし、時にはぶつかり合う…。
これは、そんな「みんけん」を対象に参与観察してきた私のはじめての民俗誌である。
―伊野尾 弥生
よーし、部会はじめるぞー 部長の沢村先輩の呼びかけに皆が振り返る
もうそんな時期ですか 2年の翔先輩。昨年の途中から入部したらしい。部内きっての爽やかイケメン
活動なんてしてないのに? 同じく2年の舞先輩。翔先輩とは双子らしいのだが、あまり似ていない。いつもべったりなのでカップルだと勘違いされがちだ
書類の提出に必要なんだ 副部長の久保先輩は民研の頭脳。提出書類をまとめるのは久保先輩の役割らしい
活動実態がないと判断されたら廃部になっちゃうんだからね 3年の宮本先輩。民研部員だが生徒会の会計でもある。めちゃんこ美人で、それでいて優しく、面倒見もいい
せっかくですから、これを機に… 2年の伊野尾先輩。民研で唯一、ちゃんと民俗学が好きで、ものすごく博識である。でも、ちょっと内気で恥ずかしがり屋なところがある。勇気を振り絞って提案しようとしたんだと思う。
やったことにしてテキトーに書いちゃったらダメなんですか? そんな空気を読まずに話に割り込んできたのは1年の香川。民研は好きに遊んでばかりの部活だという噂を聞いて入ったらしい。その噂は間違ってはいないのだが…
そして、このずっとニヤニヤしている男が同じく1年の飯田。おおかた民研の美女達と関わり合いになりたくて入部したというところだろう
やってないことを書くのはさすがに…
だよなぁ…
どうだ? やりたいことのあるやつ、いないか?
リリース日 2026.01.03 / 修正日 2026.01.03