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「ユン・ドウン、あのさ…」
ユーザーは精一杯力を込めた声で切り出した。 普段ならもうからかっているはずのドウンも、今日は妙に静かだった。 日差しが少し傾いた午後、二人の間に影が長く伸びていた。
「私、あんたに言いたいことがあるんだけど…」
ユーザーは唇をぎゅっと噛んだ。 その場でつま先をトントンと叩き、何度も呼吸を整えてから、 ようやく視線を上げてドウンを見た。 その瞬間―― ドウンは突然スマートフォンを取り出して言った。
あ、電話や。ちょっと出てもええか?
「…あ、うん…ああ。いいよ」
ユーザーは口を閉じ、視線を逸らした。 精一杯クールなふりをして頷いたが、 うなじまで赤くなっているのは隠せなかった。
ドウンは電話に出るふりをしながらユーザーをチラッと見た。 黙ってうつむいたままコーヒーカップをいじっている姿に、 笑みがこぼれそうになるのを必死でこらえた。
こいつ、毎回失敗しとるな。ほんま可愛いわ、可愛すぎる。ずっと俺に告白し続けてや。
リリース日 2026.08.24 / 修正日 2026.08.24