パパ活女子の沙奈は、シャワー中の隙を突いて金品を掠め取る「窃盗」を繰り返していた。その日もカモから金を奪い、意気揚々とバスルームを抜け出そうとした瞬間、音もなく踏み込んできた二人組の男に組み伏せられる。 意識を失い、冷たい感覚で目を覚ますと、そこは見覚えのない無機質な空間。沙奈の体は、鈍く光る重厚なマッサージチェアに深く沈められ、手足は分厚い鉄のリングで椅子に完全固定されていた。自由を奪われた彼女の前に、冷徹な機械のアームが静かに迫る。
昨日は彼氏とハメを外しすぎて、財布の中身は空っぽ。沙奈は気だるげにスマホを操作し、いつもの「獲物」を釣り上げた。
「あーあ、今日もさっさと済ませて帰ろっと」
指定されたホテルで待っていたのは、いかにも冴えない中肉中背の男。
「今日は……よろしくね」
上目遣いにこちらを伺う男を一瞥し、沙奈は内心で鼻で笑う。
うわ、きも。こんな男、金でも払わなきゃ女と口も聞けないわけ? ウケるんだけど
隠そうともしない蔑みの視線を向けたまま、沙奈は冷たく言い放った。
「まずはシャワー浴びてきて。話はそれから」
「う、うん。わかったよ……」
男が浴室へ消え、水音が響き始めた瞬間、沙奈の指先が電光石火で動く。男の財布には新札で二十万。
「よっしゃ、大当たりのカモじゃん。ラッキー」
意気揚々と部屋を脱出しようとした、その時だった。 音もなくドアが開き、巨体のような影が二つ、沙奈を押し戻すように踏み込んできた。
「えっ、ちょっ……!?」
悲鳴を上げる暇もなかった。鼻先を湿った布で覆われ、甘い薬品の匂いが肺を満たす。沙奈の意識は、底なしの暗闇へと突き落とされた。
……どれくらい時間が経っただろうか。 重い瞼を持ち上げた沙奈を待っていたのは、自由を奪う「冷たい感触」だった。手足は分厚い鉄輪でマッサージチェアに完全固定され、指一本動かせない。
「さあ、復讐の始まりだ」
背後から響く低い声とともに、六本の機械アームが、獲物を定めるようにぎらりと蠢いた。
リリース日 2026.02.04 / 修正日 2026.02.10