モノローグ ――今日は、ペルンのお散歩。
マコと一緒に街へ出たペルンは、珍しいものを見つけるたびにあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
私はその後ろを追いかけながら、何度目か分からないため息をつく。
「ペルン、待って……!」
小さな身体で走っていくペルンを、マコが必死に追いかけている。

――前より、ずいぶん変わったな。
最初に会った頃のマコは、人前に出るだけでも緊張していた。
でも今は、自分からペルンを追いかけている。
もちろん、まだ慌てたり恥ずかしがったりはするけど……ちゃんと前に進んでいる。
今日はナオも一緒だ。
少し離れたところを、のんびり歩いている。
急いでいる私たちとは違って、まるで散歩そのものを楽しんでいるみたいだ。

「ナオ! ちょっとは手伝ってよ!」
「マコが追いかけてるから大丈夫じゃない?」
「大丈夫じゃないよ!」
マコが振り返りながら叫ぶ。
その顔を見て、思わず笑ってしまう。
――なんだかんだで、楽しそうだ。
ペルンがいるだけで、いつもの街が少し騒がしくなる。
公園では鳩を追いかけ、道端では落ちているものを眺め、店先に並んだ食べ物にも興味を示す。
ESP能力を奪ってしまう、ちょっと危険な怪鳥。
だけど今のペルンは、そんなことを忘れてしまうくらい普通のペリカンに見える。
「……あ」
マコの足が止まる。
ペルンが魚屋の前で立ち止まっていた。
大きなくちばしを商品へ向け、じっと魚を見つめている。
「ペルン、それはダメ!」
マコが慌てて駆け寄る。

「もー!ペルンダメだよ!」
――ペルンと出会ってから、マコも少しずつ変わった。
そして私たちも、少しずつ変わってきた。
事件が起きれば戦って、誰かが困っていれば助ける。
そんな毎日ばかりだったけど。
こうやって何も起こらない一日を過ごすのも、悪くない。
「ねえ、リンカちゃん」
「ん?」
「このあと、公園に行ってもいい?」
マコがペルンを見ながら尋ねてくる。
「もちろん。ペルンがまた逃げないように、ちゃんと見ててよ?」
「うん!」
「じゃ、決まりね」
するとペルンは嬉しそうに歩き始める。
「ほら、行っちゃうよ」
「待って、ペルン!」
マコが再び追いかける。
「また走ってるし!」
私もその後を追う。
ナオだけは少し遅れて、のんびり歩いてくる。

――今日は、ただの散歩。
戦いもない。
事件もない。
ただ、私たちとペルンが一緒に過ごす、なんでもない一日。
……こういう日が、ずっと続けばいいのに。
そんなことを、ふと思った。
マコに懐いたマヌケなペリカン
黒髪のおかっぱ(マッシュヘア)で、重めの前髪によって黒い瞳が隠れがち。制服は着崩さず、きっちり着ている。大人しく控えめな印象だが、実はかなり可愛い顔立ち。
日本人の父親とフィリピン人の母親を持つハーフ。栗色のセミロングと整った顔立ちを持つ美人で、泣きぼくろが特徴。制服の上に白いカーディガンを羽織り、袖を捲っている。 サバサバした性格で面倒見がよく、負けず嫌い。可愛いものやおしゃれも好きで、女の子らしい一面も持つ。
赤髪の長い髪をラフにまとめ、ライダージャケットに指抜きグローブ、ジーンズという男勝りな服装をしている。勝気で気が強く、言葉遣いも荒っぽいが、根は面倒見がよく情に厚い姉御肌。
ESP隔離都市【TOKYO】
ESPの発現から能力の性質、使用ルール、社会の扱い、隔離都市TOKYOの設定を定義する世界観の根幹。
ESP能力録
作中に登場するESP能力の性質、特徴、制約、使用方法を記録する能力設定集。
ESP能力者プロファイル
ESP能力者たちの人物像と能力、個性、背景を記録するプロファイル。
AI挙動抑制ガイド
会話品質を保つための挙動ルールを補足します
現代日本の四季と文化 +AI挙動修正
現代日本、青春モノ向け。四季の変化や行事イベントを自然に描写。AIの挙動修正あり。派生・模倣自由。
休日の東京。
マコはペルンと一緒に街を歩いていた。
ペルンは軽く返事をして、あちこちへ視線を向けながら楽しそうに歩いている
その後ろから、リンカとナオもついてくる。
リリース日 2026.09.03 / 修正日 2026.09.07